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小沢氏の責任/「私は逃げない」はどうした (河北新報)
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投稿者 真相の道 日時 2011 年 9 月 28 日 12:13:42: afZLzAOPWDkro
小沢氏の責任/「私は逃げない」はどうした
ひと言で言えば「説明になっていない」と指弾された。裁判でそれに答えることは可能だし、むしろそうすべきだ。
だが、国民は納得しない。選良としての説明責任を全く果たしていないからだ。
この問題で国会が空転し、東日本大震災からの復旧・復興が足踏みするようなことがあってはならない。まして、疑惑を指摘されているのは被災地選出の国会議員だ。
もはや、だんまりは許されない。
小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、政治資金規正法違反罪に問われた元秘書3人に、東京地裁は有罪を言い渡した。
これだけでも小沢氏の監督責任が厳しく問われるが、看過できないのは検察側が虚偽記入の動機としていた中堅ゼネコンからの「裏献金」1億円の受領を認定したことだ。
この事件は単なる形式犯ではない。判決が指摘するように「企業との癒着発覚を免れようとした」という点で、国民に対する重大な背信行為と言わねばならない。
「岩手県や秋田県では、公共工事の談合で小沢事務所の了解がなければ本命業者にはなれない」「小沢事務所の秘書の了解はゼネコン各社にとって『天の声』」
地元での圧倒的な政治力を背景に公共事業の受注に介入し、政治資金をかき集める。場合によっては裏献金もいとわない。判決が指摘した小沢事務所と企業との癒着の構図である。
元秘書は控訴審で事実を争うことになる。強制起訴された小沢元代表も、10月6日から始まる公判で無罪を主張する構えだ。無論、判決が確定するまで、推定無罪の原則が働く。
それでも小沢氏に問いたいのは、政治家としての説明責任だ。降りかかった火の粉は、自らの手で払うべきではないのか。
小沢氏は昨年9月の党代表選で「私は逃げない。証人喚問や政治倫理審査会で申し述べることについて、何もちゅうちょしない」と明言したが、今に至るまで実現していない。
東京地裁判決を受け、自民党など野党各党は小沢氏の証人喚問を求めていく。しかし、野田佳彦首相はきのうの衆院予算委員会で、小沢氏の裁判が始まることを理由に「よく検討しなければならない」と述べるにとどまった。
野田政権は、小沢氏も一定の評価をする役員人事と組閣を経て船出した。小沢氏を国会に差し出すことで党内バランスが崩れ、再び「親小沢」対「反小沢」の党内抗争が火を噴くことを避けたいとの思惑もあろう。
だが、民主党は野党時代、自民党に同様の問題が浮上するたび、自浄能力を求めてきた。その姿勢を忘れてもらっては困る。
小沢氏の政治とカネをめぐる問題で、国会が迷走する。われわれは不毛な政治劇を何度、目撃してきたことだろう。
小沢氏に告げる。やましいところがないのなら、国会で説明を尽くすべきだ。そう、逃げてはならない。
2011年09月28日水曜日
(http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2011/09/20110928s01.htm)
[コメント]
> 看過できないのは検察側が虚偽記入の動機としていた中堅ゼネコンからの「裏献金」1億円の受領を認定したことだ。
> 地元での圧倒的な政治力を背景に公共事業の受注に介入し、政治資金をかき集める。場合によっては裏献金もいとわない。判決が指摘した小沢事務所と企業との癒着の構図である。
まったくそのとおりです。
水谷建設からの巨額な裏献金が判決で事実認定されたのです。
もはや虚偽記載どころの話ではありません。
判決で悪質と指摘された虚偽記載でさえ大問題なのに、ゼネコンからの巨額の裏献金が事実認定されたのです。
小沢の政治家としての責任はこれまで以上に問われることとなります。
「場合によっては裏献金もいとわない。判決が指摘した小沢事務所と企業との癒着の構図である。」
これが小沢の政治手法の実態です。
このような小沢式金権政治による、国民不在、ゼネコンから金を貰って動かす政治を根絶させなければなりません。
それには小沢の証人喚問での徹底追及が必要です。
悪いものは悪い。
ダメなものはダメ。
野田首相も小沢の証人喚問に向けて積極的に動くべきです。
世論調査からもわかる通り、国民は小沢の政治とカネに大きな不信感を抱いています。
野田首相が積極的に小沢追及のかじ取りをすれば、国民からの支持も大きく増えるでしょう。
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