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台風15号は去ったが、日本各地に被害を齎した。特に東日本大震災被災地では、仮設住宅で浸水等、追い討ちをかけるかのように被害が拡大した。
その台風15号に、次の2点で何か「悪意」を感ずる。
@は、日本列島に接近してから急に940hPaまで、台風15号が発達したことであり、Aは、上陸してから勢力が衰えず、首都である東京を暴風雨が襲ったことである。
@については、日本列島に接近するに従い、気圧が940hPaまで下がり、まるで気象兵器のように日本列島を襲撃した。
台風が日本列島直前で大幅に発達するということは、暖められた海水からの蒸気をふんだんに吸い込んで、渦状にますます台風が勢力を増すことであり、問題は日本列島近海海水からの水蒸気の蒸発が活発化した原因である。
A次に台風15号は9月21日午後2時頃、静岡県御前崎付近に上陸した後、首都東京を襲撃する前に神奈川県付近や都内でも、さらにエネルギーを外部から用意周到に注入されたかのように、暴風雨が威力を増した。この原因は何なのか。
台風は上陸すれば、海水からの暖かい水蒸気の供給が絶たれ、普通は勢力が弱まるし、今まではそうだった。
ところが台風15号は、あたかも「実験台」だったかのごとくに、上陸後も勢力が衰えず首都圏と東北地方を襲った。しかも台風16号と併行で、日本列島挟み撃ち計画だったのかも知れない。
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