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深刻化する若年失業:取り残されて
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投稿者 sci 日時 2011 年 9 月 20 日 18:41:36: 6WQSToHgoAVCQ
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/22934
深刻化する若年失業:取り残されて
2011.09.20(火) The Economist
現在の若年失業がもたらしている災いは、今後何十年にもわたって、被害者である若者と社会全体の双方に影響し続けるだろう。
スペイン・マドリードの公共職業安定所前に並ぶ人びと〔AFPBB News〕
マリア・ギル・ウルデモリンスさんは、聡明で自信に満ちた若い女性だ。彼女は英国の大学を出て、近く母国スペインでも学位を取得し終える。それでも彼女は、自分には前途がないと感じている。
ウルデモリンスさんは、一生懸命働けば、自分の親よりも良い暮らしができるという、祖国と結んだ暗黙の契約が破られたと感じているスペインの若い世代の1人だ。
金融危機が起きる前は、信用ブームを原動力とした経済成長と長く続いた建設バブルが積年の課題だったスペインの失業率を押し下げ、2007年にはわずか8%となっていた。
それが今では失業率が21.2%に上り、若年層の間では46.2%と驚異的な数字となっている。「私は存在しない世界のために教育を受けてきた」と彼女は言う。
長期的な被害
スペインの失業率は特に悲惨だ。しかし若年層の失業率は大半の先進国で破壊的なまでに上昇している。
若年失業は枝葉の問題のようにも思える。若者には大抵、頼るべき両親がいる。学校に長く留まることも可能で、一生ゴミ溜めにいるわけではない。扶養家族があるわけでもなく、中高年の労働者が失業する時に失ってしまう医療保険を切実に必要とするわけでもない。
しかし、若年失業が長期的な被害をもたらすと考えられる証拠は豊富にある。
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