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2011年9月10日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011091002000048.html
鉢呂吉雄経済産業相が東京電力福島第一原発の視察を終えた八日夜、都内で報道陣の一人に防災服をすりつけるしぐさをし、「放射能をうつしてやる」という趣旨の発言をしていたことが九日分かった。与党幹部が九日夜、「事実なら厳しい」と述べるなど、政府、与党内に進退問題に発展するとの見方も浮上した。野党は「死の町」発言と合わせ、十三日召集の国会で追及する姿勢を強めており、野田佳彦首相が厳しい判断を迫られる可能性も出てきた。
経産相は九日夜、放射能発言について記者団に「(記憶が)ちょっと定かではない」と説明。防災服をすりつけた行為に関しては「(相手に)近づいていったのは事実だ」と認めた。原子力政策の担当閣僚の問題発言は原発事故対応を最重点に掲げる野田政権にとって大きな痛手だ。
鉢呂経産相は午前中の「死の町」発言を受けた二度目の記者会見で「被災地の皆さんに誤解を与える表現で軽率だった。大変申し訳ない」と陳謝し、「発言を撤回したい」と明言した。
首相は九日午後、訪問先の三重県で「死の町」発言について「不穏当な発言だ。謝罪、訂正してほしい」と強い不快感を表明した。記者団の質問に答えた。
藤村修官房長官も会見で「原発の周辺住民には多大な迷惑を掛けている。言葉の使い方に配慮すべきだ」と批判。ただ「直ちに適格性につながるとは思わない」として、引責辞任を否定した。
一方、自民党の逢沢一郎国対委員長は都内で記者団に「とんでもない発言だ。所管大臣として自覚しているのか。資質がいきなり問われる事態だ」と指摘。首相の任命責任と合わせて追及していく決意を示した。
鉢呂氏は八日、首相とともに原発周辺などを視察。九日午前の会見で「残念ながら周辺市町村の市街地は人っ子一人いない『死の町』だった」と発言した。
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