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「放射能処理最後の手段・倉庫業」
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投稿者 カッサンドラ 日時 2011 年 9 月 08 日 16:47:28: Ais6UB4YIFV7c
汚泥や残土をそのまま捨てようとするから嫌がられるのだ。
しかるべき厚さのコンクリート構造物に保管すれば、ガンマ線も貫通しない。
東京大学アイソトープ総合センター長も推奨しているではないか。
コンクリートとドラム缶を使った半地下式の貯蔵庫のことを言ってるのだ。
さてもう一つ、処理施設の設置問題で福島県と政府がにらみ合ってる。
中間処理だろうが他県で手を挙げなければ、「永久に」中間処理場のまま置かれるし
中間処理も嫌だとなれば、福島県は汚れたまま放置される。
結局、どっちに転んでも福島県に勝ち目はない。
そこで、発想を変えてみてはいかがか。
福島県内の放射性物質の処理は、福島県で引き受ける。
場所は福島第一原発の周囲3kmまでを、三方から原発を囲むように貯蔵庫群を設置する。
貯蔵庫群は、いわば原発を囲む遮蔽壁の役目も兼ねる。
どっちみち溶けた燃料棒を取り出す作業は10〜20年はかかるのであろう?
3km圏内も放射線量が特に高いのだから、そこまでは処理場としても仕方あるまい。
ただ残土や汚泥そのままだと嵩張るので、もっと濃縮しないと倉庫はすぐにパンクする。
貯蔵庫群の隣には、放射性物質の濃縮設備も必要だろう。めでたしめでたし・・ではない。
福島県は第一、第二原発をすべて廃炉にするかわりに、交付金その他が絶たれてしまう。
現在立地させている町村も然り。
そこで代わりに「保管料」を収入源とするのだ。
「どこから取るの?」・・ゴミを発生させた受益者からだよ。
発電の恩恵を被りながら「ゴミはそちらで保管してくれ」と言うのだから
「では保管中は、保管料を頂きます」と答えて何がおかしい?
もちろん請求書は東京電力に毎月送られる。
東京電力は、間違いなく電気量に添加するだろうな。
関東首都圏の住民が保管料を支払い、福島県が保管を継続する。
その結果、電気料金が2倍になろうが3倍になろうがそれは依頼者側の都合。
支払えないなら、保管物を依頼人に引き取ってもらうだけだ。
私が「倉庫業」と言った意味が分かっただろうか?
福島県はたんまり入る保管料で、せっせと除染を進めればよろしい。
そして20年経って燃料棒が取り出せたら
ドーナツの穴の部分(福島第一原発だ)もコンクリートで埋め殺してやればよい。
あとには原発建設以前の「コンクリートの台地」がまた甦るだろう。
地震が起こったら?
中空のコンクリート建造物など、日本建設業の得意中の得意だろうし
鉄筋でもコンクリートでも、いくらでもふんだんに使えるとしたら
震度7強だろうが余裕の倉庫ができるだろう。
津波がまた来たら?
窓のない密集したコンクリート建造物は、一番津波に抵抗したんじゃなかったかな?
それに万一流されても、六ヶ所村の「廃棄物」とはわけが違う。
たかだか毎時数十マイクロシーベルトのチリの集合体だから。
これで、きっちり半径3kmまでは人が住めるようにできるはずだ。
3kmの内側の倉庫群の平らな屋上は、公園にでもすればいい。
放射線など、厚いコンクリート屋根を通して通過しないように造ればいいだけだ。
何度も言うけど、燃え尽きた燃料棒を入れるんじゃないんだから。
追記:原則として保管するのは福島県内の放射性物質だけです。
他県の汚泥やら剥ぎ取った表土は、福島県と同じく自分で処理してください。
もしどうしてもお願いしたい場合は、別途料金を毎月徴収することになります。
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