http://www.asyura2.com/11/lunchbreak50/msg/416.html
Tweet |
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110909k0000m030026000c.html
北朝鮮:シャーマン米国務次官 対話に応じない方針明言
【ワシントン白戸圭一】オバマ米大統領から国務省ナンバー3の国務次官(政治担当)に指名されたウェンディ・シャーマン氏の指名公聴会が7日、米上院外交委員会で開かれた。同氏は北朝鮮の核開発を巡る米朝間の協議について「北朝鮮は05年の6カ国協議共同声明を順守する姿勢を見せなければならず、それまでは協議を行う意味がない」と述べ、北朝鮮がウラン濃縮活動の停止などに応じない限り、対話に応じない方針を明言した。
シャーマン氏はクリントン政権時代に「北朝鮮政策調整官」として北朝鮮との交渉を統括し、00年のオルブライト国務長官(当時)の訪朝を実現させた人物。国務次官への起用に対して「北朝鮮に融和的過ぎる」との指摘もあったが、北朝鮮が核廃棄の約束を破り続けてきた過去10年の経緯を踏まえ、公聴会では強硬姿勢を鮮明にした。
シャーマン氏は公聴会で「北朝鮮との共同作業は不満がたまるし、極めて困難。彼らはうまく逃げ回り、約束を守らず、しばしば敵対的で、国民を抑圧している」と北朝鮮指導部を強い調子で非難した。そのうえで同氏は「アメだけでなくムチの重要性を確信している」と北朝鮮に対する圧力重視の考えを強調した。
北朝鮮の金正日総書記は先月、ロシアのメドベージェフ大統領との会談で核・ミサイル実験凍結の用意があることを表明し、オバマ政権を継続的な協議の場に誘い出そうとしている。しかし、シャーマン氏は「大統領とクリントン国務長官の選択は、我々が90年代に下した選択よりも強硬なものになるだろう」と述べ、米国との協議を望む金総書記をけん制した。
【関連記事】
金総書記:「朴元大統領も偉大な指導者」長女と会談時語る
ロシア:北朝鮮と急接近…首脳会談後 軍事、エネ実務協議
北朝鮮:米国から支援物資到着 洪水被害で
米政府:北朝鮮の核テロ懸念 日韓への部隊侵入も
北朝鮮:「万景峰号」使った金剛山観光への投資呼びかけ
毎日新聞 2011年9月8日 18時48分
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。