http://www.asyura2.com/11/lunchbreak50/msg/407.html
Tweet |
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-23088820110908
日本格下げの可能性は50%以上、中国は2年以内にも=フィッチ
2011年 09月 8日 14:22 JST 記事を印刷する | ブックマーク| 1ページに表示[-] 文字サイズ [+]
[台北 8日 ロイター] 国際的な格付け会社フィッチ・レーティングスの幹部は、中国の自国通貨建て格付けについて、予想される資産の劣化が現実のものとなれば、12─24カ月以内に格下げの可能性があるとの認識を示した。日本の信用格付けに関しては、引き下げの可能性が50%以上あると指摘した。
アジア太平洋地域のソブリン格付け担当責任者、アンドリュー・コルクホーン氏がロイターとのインタビューで述べた。
フィッチは4月、過去2年間にわたる銀行融資の急増で金融の安定が懸念されるとして、中国の自国通貨建て長期格付け「AAマイナス」の見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更した。
コルクホーン氏は「われわれは銀行の資産の質の重大な悪化を予想している」と指摘。「銀行システムの問題が、今後12─24カ月で予想通りに展開した場合、もしくは予想以上に悪化した場合、われわれは格下げに傾くだろう」と述べた。
中国当局によると、2010年末時点の地方政府の債務は10兆7000億元に上り、2010年までの5年間に3470億元超の都市建設投資債が発行された。
ただ、コルクホーン氏は「(中国の)格付けは依然として比較的高水準にある。それは、われわれに安心感を与える複数の要因があるからだ」と指摘。「国のバランスシートが力強く、銀行を見た場合にバランスシートの資産サイドに問題が限定されることが見込まれる。資産の質の問題は当局にとって、資金調達サイドの問題よりもはるかに対処しやすい」と語った。
また、日本の信用格付けについて、5兆ドル規模の経済のほぼ倍に上る公的債務を理由に格下げの可能性が50%以上あるとの見方を示し、「現在の格付けを維持するには、信頼性のある財政再建計画が必要」と指摘した。
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とムーディーズ・インベスターズ・サービスは今年、高水準となっている日本の公的債務への懸念を理由に、同国の信用格付けを引き下げている。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。