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トヨタ中国販売、8月は14.9%増 2カ月連続プラス
2011/9/5 13:26 小サイズに変更javascript:void(0)中サイズに変更javascript:void(0)大サイズに変更javascript:void(0)印刷
【広州=桑原健】トヨタ自動車は5日、中国での8月の新車販売台数が前年同月比14.9%増の約8万8700台だったと発表した。東日本大震災の影響から抜け出し、2カ月連続で前年実績を上回った。今年1〜8月の累計も前年同期比4.3%増の約52万5600台とプラスになっており、年間目標とする90万台の達成を引き続き目指す。
8月の販売台数を合弁相手別にみると、第一汽車集団(吉林省)が18.6%増と好調を維持。広州汽車集団(広東省)も5.4%増と7月のマイナスからプラスに転じた。
トヨタ全体の伸び率は7月の28.4%増より低下したが、トヨタの中国法人は「7月は震災の影響で注文に応じきれなかった製品が出荷されたため、特に大きな伸びになった」と説明。8月は生産、販売とも順調だったとしている。
トヨタの中国販売に関しては、品質管理当局の国家品質監督検査検疫総局が8月の記者会見で、トヨタ車で死傷事故が起きていると言及。会見は月末の29日だったため、今回の統計に影響は表れていない。トヨタの中国法人によると、会見後に同総局から同社への具体的な指示などはないという。
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