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エレニン彗星大地震かこつけ疑惑説 「エレエレ詐欺」に騙されるな
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エレニン(エレーニン)彗星の影響で大地震が来るという説に、思ったよりも多くの人が怯えていることを知りました。
これは、NASAの中でも2派に分かれてるらしい。エレニンが大地震を起こすという説と、エレニンはそこまでの影響は及ぼさないという説。井口氏のブログに記載が。
NASAの職員として純粋に職務を遂行している層(大部分)と、職員の中に紛れ込んでいるNWOの手下がいるためではないかと予想します。
そして、よくよく自分で徹底的に調べて、そして頭をフル回転させて考えると、エレニン彗星による大地震説には、不自然なところがあることに気づきます。もっとも、私自身は「エレニン彗星で大地震説」こそ、トンデモ話だと思っています。
人工地震をトンデモ扱いし、エレニン大地震説を信じて怯える・・・これ逆ですよ!
発見者のレオニッド・エレニンさん。
エレニン彗星説の疑問@エレニン彗星説は、NASAによる公式発表もされていない。
A仮説レベルのわりには、大騒ぎ扇動がされている。
Bエレニン彗星は3-5km程度の大きさしかない。
(大きいと言われるのはコマ、すなわちガスの部分)
C今までもハレー彗星などの尾の中に入ることとなったが、何の異変も起きていない
のに、エレニンに限って起きるとは考えにくい。
D天文学者など専門家のサイトを覗いてよくよく見てみると、エレニン大地震説は矛盾だらけであることに気づく。
『ユニバース・トゥデイ』(Universe Today)誌による見解とFAQこちらのブログ「エレーニン彗星についての Q&A」の記事に、ユニバース・トゥデイに書かれていたことが詳しく日本語で解説されています。解説しているのは、オーストラリアの専門家、イアン・マスグレーブ(Ian Musgrave)氏。
それによると、同氏のエレーニン彗星についてのブログ記事(複数)は、苦情の申し立てがあったため、ブログ運営会社によって一時的に削除される憂き目を見たのだそうです。
その後、苦情には根拠がないことがわかって記事は復活したのですが、マスグレーブ氏はこの苦情申し立てはエレーニン彗星についてのトンデモ説を流布しようとしている人物(doomsdayers, 2012ers, and end-of-the-world scaremongers)(=2012年終末論者)による嫌がらせだと考えています。
同氏のブログ以外にも、エレーニン彗星に関するデマ情報を打ち消そうとするブログが、同じような嫌がらせを受けているとのことです。
(以下転載)
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エレーニン彗星は地球に衝突するのですか? いいえ。エレーニン彗星が地球に最も近づくのは2011年10月16日ですが、そのときの地球との距離は0.23天文単位(AU)です。1天文単位は地球 から太陽までの(平均)距離。
0.23天文単位をもう少し噛みくだいて説明すると、これは金星が地球にもっとも近づくときの距離より少し近いだけで、 地球から月までの距離の約100倍に相当します。
0.23天文単位という接近距離は、最新のMPEC天体位置表に記載されているもので、エレーニン彗星を 継続的に追跡観測している複数の天文台の100を超える観測にもとづいていますので、今後大きく変更されることはないでしょう。
エレーニン彗星が地球に衝突する場合、NASAや政府がその事実をもみ消すのでは? この国の政府がもみ消すのでしょうか。オーストラリア政府ですか、イギリス政府ですか。イタリア政府ですか。南アフリカ共和国政府でしょうか。
世界中のアマチュア天文観測者たちがこの彗星の動きを観測し、ひっきりなしに情報交換しています。彼らは彗星の移動を予測するコンピューター・プログラムも使っています。
もし、この彗星が(予想を超えて)私たちに近づいてくるようなことがあれば、最初に気づくのはアマチュア天文観測者たちのコミュニティです。そして、彼らを黙らせておくことは不可能です。
小惑星アポフィスについての情報がどれだけ広まったかを考えてください。アポフィスは、かなりきわどい現実的な危険要因でした。(注記: 2004年に、アポフィスが2029年に地球と衝突するかもしれないと騒がれましたが、その後、少なくとも2029年の接近では衝突しないことが判明しています。)
エレーニン彗星は地震や異常な高潮、その他の災害を引き起こしますか? いいえ。エレーニン彗星は直径3〜5kmほどしかなく、地球に最も近づくときでもその潮汐力は月の10億分の1以下でしかありません。磁場の影響も無視できる程度です。
月が、地球の地軸を傾けたり、高潮による大規模な洪水や地震を起こせないのですから、エレーニン彗星にもできるわけがありません。もっと地球に近づいた彗星がこれまでにもありましたが、悪影響はまったくありませんでした。
でも、Mensur Omerbashich氏の論文はエレーニン彗星が地震を引き起こすと
指摘していますが? その論文は、エレーニン彗星が地震を引き起こすことを論証できていません。彗星と地球の位置関係によって、ふだんよりも地震が増えることはありません。
でも、エレーニン彗星は木星よりも大きいそうじゃないですか! いいえ。それはコマについての話です。コマとは、彗星の核を取り巻いている薄くかすんだガスや塵のことです。
エレーニン彗星の核は直径がおおよそ3〜5kmですが、コマの方はこの記事を書いている時点で約5万km(木星の直径の3分の1)に広がっています。コマの密度は、だいたい月の大気の密度と同じ程度です。太陽に近づく彗星のすべてにコマがあります。
たとえば81P<純Cルド彗星(核の直径 4km)には5万kmに広がったコマがありました。また103P<nートレー彗星の場合はコマが15万kmに広がっていました。
1811年の大彗星は核の直径が約30kmで、コマは太陽(140万km)と同じぐらいの大きさでした。ハートレー彗星は核の直径が6×15kmありますが、最後に地球に近づいたときのコマは10万kmにまで広がっていました。
私たちはそれらの彗星の接近によって滅亡することはありませんでしたし(103P<nートレー彗星はエレーニンが近づくとされている距離の半分まで地球に近づきました)、今度のエレーニン彗星の接近も何事もなくやりすごすことになるでしょう。
しかし、WikiSkyに掲載されているエレーニン彗星の写真は巨大ですよ! それは(エレーニン彗星ではなくて)しし座CW星(CW Leonis)という炭素星です。
エレーニン彗星は褐色矮星の衛星ではないのですか? いいえ、違います。
でも、褐色矮星は非常に温度が低いので、観測できないのではありませんか? いいえ、そんなことはありません。これまでに見つかっている褐色矮星のうちで、もっとも温度が低いものは絶対温度でおおよそ370度(ホットコーヒーの温度程度)、もっとも温度が高いのは2200度前後で、ほとんどの褐色矮星の温度は500度から1000度の範囲です(絶対温度≒摂氏温度 + 273)。
褐色矮星は低温であるため、自分から可視光線をだすことはあまりありませんが、光を反射します。木星は褐色矮星と同じような組成を持っています。木星の雲の最上部は絶対温度で128度と低温ですが、ちゃんと光を反射しています。
褐色矮星が太陽系の内部に入ってきたとしたら、目が痛くなるほどはっきりと見えることでしょう。
地球が彗星の尾の中を通過したら、私たちに悪い影響があるでしょうか? エレーニン彗星の尾はかなり小さいものですが、仮に地球がその中を通り過ぎても影響はありません。尾の密度は真空に近く、1立方cmに原子が100個程度の希薄さです。
人類は、もっと巨大で密度の高い彗星の尾の中を通り過ぎたことがあります(1910年のハレー彗星や1861年の大彗星)が、いかなる影響も受けませんでした。
エレーニン彗星のことが報道されないのはなぜですか? 2010年中に発見されたほかの16個の彗星や、2011年になってから発見された5個の彗星が報道されなかったのと同じ理由です。報道で取り上げられる のは、見た目が見事で肉眼で容易に見ることができる彗星か、探査機が訪れる彗星だけです。
2009 P1≠ニ名付けられた彗星は、エレーニン彗星より明るくはならないにしても、同じ程度には明るくなる彗星ですが、やはりニュースになることはありません。 アマチュアや本職の天文学者たちはエレーニン彗星やほかの天体を熱心に観測し続けていますが、報道各社は私たちのそうした活動に関心を示そうとはしませ ん。
どうしてNASAのウェブ・サイトにはエレーニン彗星の情報がないのですか? なぜなら、NASAは天文に関わるすべてのことがらの判定者ではないからです。
あなたは、C/2009 P1≠竍C/2011 C1≠ニいう彗星や、2010年と2011年に発見された暗い彗星の情報も見つけることはできないでしょう。
探査機が訪れたことのある彗星や、ほかの面で 関心のある彗星の情報をNASAが保有していることは確かですが、それはCometographyやAerithのサイトが保有しているほど網羅的なものではありません。
(『Univers Today』の編集者の注記: NASAとジェット推進研究所(JPL)のNear Earth Object Office≠ヘ、2011年5月にエレーニン彗星についての記事を公開し、同彗星が安全に地球の近くを通り過ぎていくことを確認しています。)
2010年8月、私は太陽のそばにエレーニン彗星を見ました /
今日現在もエレーニン彗星を見ることができます 2010年8月の時点では、非常に強力な望遠鏡を使わなければエレーニン彗星を見ることは不可能でした。あなたは金星を見たのです。もし、今もあなたが朝の太陽のそばに明るい天体が見えるのだとしたら、それも金星なのです。
エレーニン彗星の画像はどこにありますか? ここやここにあります。また、NGC 3376という名前の星雲の近くに見えている
C/2010 X1=iエレーニン彗星)のすばらしい画像がここにあります。
エレニン彗星。
エレニン彗星のトンデモ説に触れている日本語ブログ転載させていただいた上記記事にも書かれている通りですが、他に日本語ブログでも、エレニン彗星のトンデモ説を否定しているブログがあること。以下転載。
日本でも、エレーニン彗星についてのトンデモ説を批判的に扱っているブログがあります。その中で私がおすすめしたいのは以下です。エレーニン彗星にまつわるデタラメ情報を笑い飛ばしています:最後の一節に、私はまったく同感です:
エレーニン彗星衝突説が爆笑ものだった件
でもなあ、「エレーニン彗星」で検索すると、ずいぶん信じちゃってる人、
多いんだよなあ。
天文に興味のない一般人は、そもそも彗星というのがどんな天体なのかすら
知らないから、こんなデタラメな話を本気にしちゃうのだろうか。
あるいは「NASA」とか「ホワイトハウス」とかいう固有名詞が出てくるだけで信憑性があると思っちゃうのか。
何にしても、もうちょっと頭を使ってほしいもんである。
Youtubeでもエレニン彗星大地震トンデモ説を語ってるものがあります。残念ながらすべて英語ですが。
これは【個人の感想・意見】ですが、自分はエレニン説はでっち上げられたヤラセ確信です。そのため、自分の持論として、自分の中では今後こう呼ぶことにします。
「エレエレ詐欺」
ネーミング寒くてごめんなさい。。。
2012年終末論を進めたい勢力(=NWO)による、壮大なエレエレ詐欺が展開されようとしていると考えます。
確かに、宇宙の力による大異変自体は存在することだろうと思っています。それによる大異変は起こり得ることだとは思ってます。ポールシフトなど。
けれど、それがエレニン彗星由来の大異変となると、首を傾げたくなるのです。3-5kmしかない彗星とそのコマに、そんな大きな影響力があるわけないだろう、と。これは自分も、上にも書いたような天文学者の見解に同意しています。ちなみに自分も昔、天体望遠鏡でよく惑星などを見ていました。
NWO連中が、エレニン彗星にかこつけて何かを引き起こそうとしていると考えるのが妥当だと自分は思ってます。
「エレエレ詐欺」にご注意を!!
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