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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110825/t10015155571000.html
松本外相 中国大使呼び抗議
8月25日 21時46分
松本外務大臣は、沖縄県の尖閣諸島沖の日本の領海内に中国の漁業監視船2隻が入ったことについて、25日、中国の駐日大使を外務省に呼び、日本政府として改めて強く抗議しました。
この中で松本外務大臣は、中国の漁業監視船2隻が24日、沖縄県の尖閣諸島沖の日本の領海内を航行したことについて、「わが国固有の領土である尖閣諸島の周辺領海を中国の公の船が航行し、尖閣諸島に関する中国独自の主張を繰り返したことは、決して受け入れられず、誠に遺憾だ。強く抗議する」と述べました。これに対し、中国の程永華駐日大使は「尖閣諸島は中国固有の領土だ」とする中国側の従来の立場を示す一方で、「来年は日中国交正常化40周年であり、日本側と力を合わせて日中関係がよりよい方向に進むようにしたい」と述べました。松本外務大臣も「日中国交正常化40周年は極めて重要だ」と述べ、中国側に再発を防止するよう求めました。今回の事案を巡っては24日、外務省の事務次官と北京に駐在する日本大使が、それぞれ中国側に抗議していますが、去年9月の中国漁船による衝突事件以降、尖閣諸島の周辺海域に中国の漁業監視船が12回も接近しているうえに、今回、日本の領海に初めて入ったことを重くみて、松本外務大臣みずから改めて抗議する必要があると判断したものとみられます
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