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菅の次が前原では何も変わらない…反小沢勢力の終焉は近い(稗史倭人伝)
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投稿者 判官びいき 日時 2011 年 8 月 24 日 09:08:15: wiJQFJOyM8OJo
菅直人がそそくさと退陣を表明した。しかし、この国の政治の停滞を憂えたからではない。震災復興や原発事故収束の遅れの責任を感じたからではない。民主党の将来をおもんぱかったからではない。支持率が落ちたからでもない。菅自身がそのメンバーでもあった民主党悪人グループ(仙谷・岡田・前原・枝野・野田・玄葉+菅)から放り出されたからではない。
一つには菅自身の政治資金問題があるのだろう。北朝鮮との不明朗な関係が取りざたされている問題である。参院予算委に出ることがつくづく嫌になったのだろう。自民党西田昌司や右翼女どもの追求が嫌なんだろう。外国人から受けた献金を返却したというその領収書が出せないでいる。訳の分からないグループに出した寄付金の説明ができないでいる。参院予算委は今や菅直人の天敵になっている。
もう一つが小沢秘書裁判の成り行きである。小沢秘書3人の検察調書の多くが裁判所によってインチキと判断されてしまった。判決は9月26日に出される。無罪になる公算が大きいと思われる。小沢一郎に対する党員資格停止処分の根拠がなくなる。小沢一郎自身の裁判とは別である、という議論はある。しかしこの理屈は通らない。
小沢一郎に対する検察審査会の起訴決定は、小沢秘書3人の検察調書を根拠にしたものであった。『検察調書は信用できる』、というのが決定理由であった。無罪判決あるいはそれに近い判決が下りたとき、民主党はどうするのか?裁判所の判断を無視して、検察審査会の判断を優先させるのか?三権の一たる司法の判断に、三権の埒外にある検察審査会の判断を優越させることは憲法の精神にもとる行為である。
まさかそれはできまい。小沢裁判の結論がでてから党として判断を下す、という当たり前の線に戻るほかない。小沢復権は不可避である。そのとき、菅直人のいる場所はなくなる。それなら、自分を裏切ったとはいえ、元々はワル仲間の仙谷たちに小沢排除を続けてもらった方がいい。とにかく秘書裁判の判決前に新代表を決めてしまえ、ということでそそくさ辞めることにしたのであろう。
それにしても不思議な退陣劇である。重要法案が通らなかったから責任を取って辞めるというのなら分かるが……。法案が通ったら辞める。辞めさせるために法案を通す。菅にとっては、花道。ワル仲間からすれば、餞(はなむけ)。
お前たちは、国権の最高機関であり、唯一の立法機関たる国会を何と思っているのか!
お前たちは、立法という行為を貶め、立法府の権威を徹底的に汚してしまったのだ。しかし、ワル仲間も玉不足で苦しい。ついに野田を見限り、前原を出してきた。
『覚悟もなければ能力もない』と、ほんの数日前に珍しくしおらしいことを言っていた奴が、どの面下げて出られるのだ!金の問題を抱えた前原を、参院予算委員会で西田昌司たちが手ぐすね引いて待っている。行き詰まるのは目に見えている。JALの処理もできなかった奴に東電などどうにもならない。
八ッ場ダム一つまとめられなかった奴に、福島原発などどうにもならない。火のないところに煙りを立てて、ホントに火がつくとびっくりして逃げ出すことを繰り返してきた男ではないか。前原内閣と新執行部の顔ぶれを想像するだけで力が抜ける。悪人グループの勢揃いではないか。菅内閣とどれほどの違いがあるか!
一人二人意表をつくようなパフォーマンス人事はあるだろうが、本質は変わらない。小沢一郎もまた玉不足である。だからといって乱立している有象無象に乗るなんてことはしないほうがいい。自前の後継者を育てることを考えるべきだろう。だれでもいいから、自分のグループから候補者を出すべきだ。
一度立つだけでその議員は、その次には一人前の候補者として認知される。小沢一郎はただグループを引き締めて、その候補者にできる限りの票を取らせるだけでいい。どちらにしろ、小沢復権は目前である。焦って前原などに乗ってはいけない。
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