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毎日新聞 8月22日(月)15時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110822-00000038-mai-pol
民主党の前原誠司前外相は22日、民主党代表選に出馬する意向を固めた。21日に自らの後援会幹部にこうした決意を伝えており、後援会幹部は「出馬は間違いない」と語った。前原氏はすでに出馬の意向を固めている野田佳彦財務相の支援を検討していたが、野田氏の増税路線に対する党内の批判が強く、野田氏では代表選に勝つ見通しが立たないとして、自ら出馬する必要があると判断した。
前原氏は22日夕、京都市で後援会会合に出席後、同日夜にも上京して仙谷由人官房副長官(党代表代行)らと協議して最終判断する。
党内主流派はこれまで野田氏支援で一本化されていたが、前原氏が出馬に踏み切れば、代表選の構図は大きく変化する。野田氏は前原氏の出馬の有無にかかわらず自らも出馬する方針。海江田万里経済産業相や中間派の鹿野道彦農相ら、他候補の動向にも影響を与えそうだ。
前原氏は17日に野田氏と会談した際「勝てるのか」と述べ、野田陣営の代表選に向けた準備の遅れに懸念を示していた。前原氏周辺は「『野田氏で勝てるか』が出馬の判断基準だ」と説明。側近議員は「出馬するなら2、3日で選対の体制や政策を整えなければならない」と語った。
野田グループ幹部は「前原氏は今夕にも出馬を表明すると聞いている。残念だが淡々とやるしかない」と語った。野田陣営内では、前原氏が出馬すれば代表選勝利は困難との見方もあるが、出馬を断念すれば政治的に大きなダメージとなるため、野田氏は撤退できない状況だ。
前原氏は代表選では、10年代なかばまでに消費税を10%に引き上げるとした「税と社会保障の一体改革」は堅持しつつ、震災復興増税については、来年度からの実施にこだわらず慎重に対応することを訴える。大連立については、柔軟に対応すべきだとの考え方を主張するとみられる。
【野口武則】
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