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http://www.cnn.co.jp/world/30003745.html
ロシア、シリア大統領続投を支持 欧米の退陣要求に反論
2011.08.21 Sun posted at: 14:28 JST
シリア中部ホムスの建物屋上に配置された狙撃手=動画サイト「ユーチューブ」の投稿画像
(CNN) 反体制派デモへの武力弾圧が続くシリア情勢で、ロシアの外務省高官は欧米諸国によるアサド大統領の即時退陣の要求に反対する考えを表明した。ロシアのインタファクス通信が19日報じた。
アサド大統領が打ち出した政治改革を実現させるための時間を与えるべきだとの理由を示した。また、同大統領が国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長と電話会談して表明した軍や警察の作戦中止を重視すべきだとも述べた。
デモ弾圧停止の要求からアサド大統領の即時退陣を求める強硬姿勢に転じた欧米とは一線を画す立場を明確にしたものとなっている。ロシアのプーチン首相は今年6月、アサド政権による弾圧を批判、暴力行為を止めさせる国際的な圧力の構築も呼び掛けていた。
ただ、ロシア外務省高官は数カ月にわたる反体制派デモへの武力弾圧の実情を調べる国連の人道代表団を受け入れるようシリア政府に求めた。国連によると、代表団は20日にシリアに向かった。戦車など動員したデモ弾圧では多数の死傷者が出ているとされ、国際社会の非難を浴びている。
米国のオバマ大統領は18日発表した声明で、アサド大統領に対し現状を打破するため民主的な移行を主導するよう一貫して求めてきたが失敗したと指摘。「シリア国民のためアサド大統領が去るべき時が来た」と強調していた。英独仏、カナダや欧州連合(EU)の指導者もオバマ氏の主張に同調していた。
一方、国営アラブ・シリア通信によると、アサド大統領は21日、国営テレビに出演し同国の将来について見解を述べる。政治改革、欧米によるシリアに対する政経両面での圧力や地域、国際情勢を踏まえたシリアの今後の在り方に触れるとしている。
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