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格差社会が若者を潰していく(エトピリカのささやき)
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投稿者 元引籠り 日時 2011 年 8 月 19 日 20:10:31: dkOnWN./sADdA
時折、若い世代(20代の)と話すことがある。自分の若かりし時と、 絶壁のような隔たりを感じる。「今どきの若者は ――」と言うつもりはない。ある種の諦観が、若者たちにあるように見えるのである。昔言葉だと、覇気が無いというべきものか――。夢が無いとも言えそうな感じかな。凡ての若者たちが――とは思わないが、どことなく内にこもるタイプが多いように思える。これも仕方がない事なの かな。競争社会って、そ言う事なのかな。
そう思いつつも、「何かが違うようだ」との思いも片方に浮かぶ。
それはいわゆる「格差社会」となっている事に、その要因があるのか――。大雑把な感慨であるが、そう思っている。
そういう時代となっているのか。これから益々、そう言う時代になって行かざるを得ないものなのか。それとも、そういう時代にしてしまったのか。やはり、そういう時代にしてしまったのだろう。
欧米の国々の事情はさておき、日本という国にはそれなりの事情があるのだ。少子高齢化・核家族化は、欧米先進国も同様である。しかし、ヨーロッパ諸国は、3、40年前から少子化対策 に取り組んでいる国もあるようだ。フランス・オランダ等の話を聞いたことがある。
「子供手当」 なんかも、フランスでは早くから導入されている。国家社会全体で子供を育てる考え方のようだ。日本の国のように、「財源が無い」だの 、「バラマキ」だの、「所得制限すべき」だのとの、まるで「生活保護制度の延長としての子供手当制度」と思われる発想である。
(途中で変更を余儀なくなってしまったようだが)
子供のためなら、幾ら税金を使っても良いように思うところである。
(エトピリカには対象の子供はいない。鳥だから)
若者たちの就職問題は深刻だ。
以前、亀井静香(国民新党代表)が吐き捨てるように言っていた。「郵政会社の非正規社員を正社員にすべきだ」と。また、「日本社会には、終身雇用というシステムがあっているのだ」そいう意味の発言をしていたと思う。大いに賛同するものである。日本には日本独自の雇用システムがあっていい。都合のいいところを欧米から模倣している感がするのである。それらが、先進経済社会のシステムと思われるが如く――。
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