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なぜ、見張り台に双眼鏡が無かったのか?
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1912年4月14日午後11時40分、タイタニック号の見張り台にいたフレデリック・フリートが400m先の前方に氷山を発見した時は、双眼鏡がありませんでした。いったい何故なのでしょうか?これもタイタニック事件の謎の一つとなっています。ベルファストからサウサンプトンに向かう段階では、見張り台には双眼鏡があったことが確認されています。チャールズ・ライトラーニ等航海士の証言によれば、タイタニック号には5つの双眼鏡があったはずであり、見張り台にも双眼鏡の保管箱がありました。サウサンプトン港まで二等航海士を勤めたデイヴィッド・プレアーがサウサンプトンで下船するときに、二等航海士船室に双眼鏡をしまいこんだそうですが、その後行方不明となっています。見張り役の一人ジョージ・シモンズは双眼鏡を探し当てるようにライトラー航海士や航海士長のワイルドに依頼しましたが、結局見つからないままでした。
フリートは運良く生還しましたが、事故調査委員会の証言では、終始、頑なな態度を取り続けていました。1993年の最新調査結果で次のような事が報告されています。フリートは実際には30分前から浮氷をの存在をブリッジに報告していましたが、その時ブリッジ当直のマードックやムーディは重要視してくれなかった。そして、この事実について、フリートはホワイトスターライン社から多額の口封じのお金をもらったため、証言台では終始険しい態度を崩さなかったという、内容です。マードックがピストル自殺したのは、最初からフリートの報告を重要視しなかった事による後悔心が原因だという推測をする人もいます。しかし、事実はわかりません。マードック自身が、映画のように本当に自殺したのかどうかも正確ではありません。
ちなみに、フリートは、1965年、自殺しています。77歳でした。また、タイタニック号の沈没現場の調査では、双眼鏡が見つかっており、引き上げられています。
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