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再生を誓う 66回目の終戦記念日
2011年8月15日 13時07分
全国戦没者追悼式で黙とうされる天皇、皇后両陛下=15日午後0時1分、東京・日本武道館で(神代雅夫撮影)
66回目の終戦記念日を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館(東京都千代田区)で開かれ、参列した遺族ら約6100人が戦争犠牲者の冥福を祈り、平和への誓いを新たにした。菅直人首相は式辞で、「不戦の誓いを新たにし、世界の恒久平和の確立に全力を尽くす」と決意を述べた。
追悼式には、天皇、皇后両陛下をはじめ、衆院議長、参院副議長、最高裁長官、各界代表らが参列。遺族は約4800人が参列した。
式典は正午前に始まり、君が代を斉唱。菅首相は式辞で、「先の大戦では、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に多大な損害と苦痛を与えた」と加害責任に触れ、深い反省と犠牲者への哀悼の意を表明。大戦と東日本大震災の惨禍を重ね、「わが国は国民一人一人の努力によって、戦後の廃虚から立ち上がり、幾多の困難を乗り越えてきた」と述べ、大震災からの再生も誓った。
正午から全員で1分間黙とう。戦死した軍人・軍属や、空襲や原爆で亡くなった民間人計約310万人の冥福を祈った。天皇陛下は「戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願う」とお言葉を述べられた。
横路孝弘衆院議長は追悼の辞で、東京電力福島第1原発の事故に触れ、「広島、長崎の原爆投下を経験した私たちが、なぜ原発の安全神話に寄りかかったのか、痛恨の極み」と述べた。
遺族代表では、フィリピン島沖合で父が戦死した長女の河西佐智子さん(67)=甲府市=が「悲しい歴史を繰り返さないことを誓う」と追悼の辞を述べた。
参列した遺族の最高齢は97歳、最年少は5歳。参列者は戦没者の子どもが約3分の2を占めた。親の参列がないのは一昨年以来で4度目のゼロ。妻は0・9%で昨年に続き1%を切り、遺族の世代交代が進んでいる。
(中日新聞)
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