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総理の座に未練の強い菅総理があっさり辞任表明したのはなぜか 傑作(4)
2011/8/11(木) 午後 2:31日米関係その他政界と政治活動 Yahoo!ブックマークに登録 新ベンチャー革命2011年8月11日 No.417
タイトル：総理の座に未練の強い菅総理があっさり辞任表明したのはなぜか
１．総理の座にしがみつく菅総理の辞任表明の真相とは
2011年8月10日、粘り腰の菅総理が遂に退陣表明しました。理由は特例公債法案と再生エネルギー特別措置法案の8月末衆参両院通過の目途がついたからだそうです。菅総理はすでに、今年6月2日の野党による内閣不信任案提出直前、条件付きで、近未来の退陣示唆を公に行っていますから、その条件が達成される見込みのついた8月末に辞任表明せざるを得なくなったとのことですが、急な辞任表明理由は単にそれだけでしょうか。
ところで、2006年9月、5年半の任期満了で退任した小泉総理以降、2011年8月の今日までの5年間に、安倍、福田、麻生、鳩山、菅と5人の総理のバトンタッチレースが行われてきました。もし、近々、ほんとうに菅総理が辞任すれば、この5年間、総理の地位を1年以上維持できないという先例が出来上がってしまいます。国家のトップが1年毎にくるくる変わる国は、地球上で日本くらいでしょう。企業でもそうですが、トップが1年でめまぐるしく交替するような企業は世間からの信用は得られません、国家とて同じでしょう。
現在は、国際会議が盛んに行われ、その都度、国家の元首が国家の代表として出席しますが、日本の元首がこれほどめまぐるしく交替すれば、国際会議にて、誰も、日本の元首と真剣に会談する気になれません。この現状は、日本にとって大変不幸な状態です。
２．なぜ、日本の元首がくるくる変わるようになったのか
さて、日本の元首がくるくる変わるようになったのは、ここ5年ですが、なぜ、そうなったのかの原因を探るポイント、それは、やはり5年半も続いた小泉時代にあると思われます。
小泉時代に5年半も小泉氏が総理を続けられたのに、なぜ、それ以降の総理は1年前後しか総理の座を維持できないのでしょうか。その疑問を解くためには、逆になぜ、小泉政権時代が5年半も続いたのかをみればよいわけです。
なぜ小泉総理は長続きしたのか、一言、それは悪徳ペンタゴン・マスコミの小泉ヨイショ・プロパガンダに一部の国民を除き、多くの国民がだまされて、小泉政権を支持したからです。
なぜ、悪徳ペンタゴン・マスコミは小泉総理を応援したか、それは、小泉政権が悪徳ペンタゴン・マスコミを支配する米国戦争屋ジャパンハンドラーの言いなり（＝米戦争屋のお気に入り）だったからです。
なお、上記、米国戦争屋およびそのロボット・悪徳ペンタゴン日本人の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。
ところが、小泉政権以降の安倍、福田、麻生の3総理は、とても日本人とは思えないような対米隷属の小泉氏と違って、必ずしも根っからの対米隷属総理ではなかったのです。つまり、上記3総理は小泉氏に比べて、まともな日本人総理だったのです。そこで、米国戦争屋ジャパンハンドラーは配下の悪徳ペンタゴン・マスコミを使って、ポスト小泉の3総理(気に食わない総理)を次々追い込んで行って辞任させたのです、そうこうするうちに、小泉時代の悪政の影響が表面化し、国民の貧乏化が顕著になり、国民が自民党政治自体に嫌気が刺してしまいました。そして2009年9月、遂に、政権交代が起き、民主党鳩山政権が誕生しました。
米戦争屋ジャパンハンドラーにとって、鳩山政権は安倍・福田・麻生各政権より、さらに不都合な政権となりました。怒り狂った米戦争屋は、悪徳ペンタゴンの日本人官僚およびマスコミを総動員して、鳩山政権に徹底的な攻撃を加えて、1年未満にて鳩山政権を崩壊させました。このときも、多くの国民は悪徳マスコミのネガキャンに乗せられて、せっかく到来した政権交代→日本の対米自立のチャンスをみずから潰してしまいました。その後、登場したのが菅政権ですが、菅総理は“あつものに懲りてナマスを吹く”臆病者総理であり、米戦争屋ジャパンハンドラーによる小沢・鳩山攻撃を目の当たりにし、延命のためにひたすら小泉クローンを演じました。
その結果、菅政権はかつての小泉政権時代とまったく同じ対米隷属政権に豹変、政権交代時のマニフェストも反古にしてしまいました。
以上のように、小泉時代以降、小泉時代に味を占めた米国戦争屋ジャパンハンドラーによる内政干渉が強くなったことが、日本の元首が長続きしなくなった根本原因です。
３．菅政権時代になって国民の政治不信が頂点に達した日本
菅政権が小泉政権時代に逆戻りしているのに気付いた国民は政権交代の意味がなくなったと知り、民主党から裏切られたと騒ぎ始めました。そして今では、民主党からすっかり心が離れてしまいました。さらに一部の保守的国民は、これなら、自民の方がまだましと、消去法で自民回帰が進行しています。
今の日本では、民主もダメだが、自民に戻るのもイヤという政治不信の国民が圧倒的多数派となっています。彼らの一部は、だまされてみんなの党を支持していますが、この党は米戦争屋お気に入りの親米党です。
要するに、今の政治を政党単位で判断するのは意味をなさなくなっているということです。われら国民は、政治家を見定める際、愛国的政治家か、売国的政治家かという基準で判別すべきです。
今の日本でもっとも問題なのは、悪徳ペンタゴンの売国政治家の蔓延であり、与野党問わず、政界に広く跋扈しています。彼らは、日本国民の利益より米戦争屋の私益を優先する、もしくは、優先させられる売国政治家連中です。
悪徳ペンタゴン政治家は、米戦争屋に気に入られる方が、地位を守れるという打算に支配されています。
現在の日本の政党には、与野党に入り乱れて、悪徳ペンタゴン政治家が跋扈しているわけで、それこそが、結果的に、国民の政治不信の元凶となっています。国民の多くは、どの政治家が愛国者で、どの政治家が売国者であるか、的確に識別できてはいませんが、日本の政治全体をみると、なぜか不信感を抱いてしまうわけです。その根本原因は、かなりの比率で、与野党問わず、悪徳ペンタゴン政治家が紛れ込んでいる現実に起因します。
４．菅総理の辞任表明は本人の意思ではないようだ
菅総理のこれまでの行動パターンを観察すると、国民の視線をまったく気にしないタイプの総理であり、これまでのまともな総理とは異なります。しかも、多くの識者が指摘しているとおり、地位への執着心が非常に強い政治家です。その彼があっさり辞める時、それは、やはり、米戦争屋ジャパンハンドラーから引導を渡されたときでしょう。
総理就任以来、ひたすら小泉クローンを演じてきた菅総理は、努力の甲斐なく、やはり米戦争屋のお気に入りではなかったようです。いかんせん、菅総理は小泉氏に比べて国民人気が低いのが難点です。
最近の悪徳マスコミの世論調査にて、次期総理の筆頭に前原氏を挙げていることから、米戦争屋のお気に入りはやはり、依然、前原氏なのでしょうか。
オバマ政権による米国の中東覇権からの後退で、セカンドチョイスとして極東戦争シナリオを捨てていない米戦争屋は、これまで、前原氏を極東戦争挑発の先手として巧みに利用してきましたので、ポスト菅として前原総理シナリオを構想している可能性は高いと思われます。
周知のように、前原氏の北朝鮮コネクションという大スキャンダルは、自民の右派・創生「日本」(愛国政治家含む)に握られています(注１)。したがって、前原氏が総理になったら、自民党右派がだまっていないでしょう。
ただ、米戦争屋が日本を極東戦争に引きずり込もうという作戦を立てたなら、とりたてて前原総理でなくともよいわけです。
たとえば、北朝鮮を恫喝して、日本の核施設をテポドン攻撃させるだけで、誰が総理であろうと、比較的容易に日本を否応なしに極東戦争に引きずり込めるわけです。その際、トモダチ米軍が日本を守るというジェスチャーを取るのと引き換えに、700〜1000兆円規模の日本の対米債権をチャラにする絶好のチャンス到来となります。
５．臆病者・菅総理は故・中川昭一氏の二の舞を恐れたのか
今、窮地に追い込まれている米戦争屋は日本国民を怒らせずに、いかに天文学的対日債務を踏み倒すかというシナリオを構想している可能性は高いのです。
それに関して、ネット情報によれば、小泉クローン・菅総理は、700〜1000兆円規模の対米累積債権放棄の日米間覚書にサインしろと強要されたため、さすがの菅総理も遂に、サインできなかったことが急な辞任表明の真の理由だという説もありますが、確証はまったくありません。
もしそれが事実、もしくはそれに近い内容なら、本件、類似の過去事例として、2008年の福田総理の辞任の真相と極めてよく似ています、すなわち、これは浜田和幸・現復興担当政務官がかつてリークした情報ですが、福田元総理は、2008年9月、米国政府より100兆円分の米国債購入を要求されたので、その要求を拒否するのと引き換えに、やむを得ず辞任したとのことです(注２)。福田氏を引き継いだ麻生総理も、それに悩まされたはずですが、麻生氏の盟友・故・中川昭一氏が麻生氏に代わって、日本政府による100兆円米国債購入を再度、拒否したため、遂に見せしめの犠牲になったのは周知の事実です(注２)。
この顛末の闇を知る立場にある菅総理がビビるのも無理ありませんが、米戦争屋に操られる北朝鮮の動きは要警戒です。
注１：本ブログNo.308『創生「日本」：前原総理シナリオを断固阻止し、悪徳ペンタゴンに挑戦状』2011年3月6日
（1/2）http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/23184079.html
(2/2) http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/23184219.html
注２：本ブログNo.33『米国ジャパンハンドラーの露骨な信賞必罰みせしめ劇』2009年10月8日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/1694966.html
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.elmstadt.com/news/techventure.html
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
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