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金融メルトダウンを防ぐには指導力が必要2011.08.08(月)
Financial Times
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(2011年8月6/7日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
2007〜08年の金融危機との類似性を指摘する声が高まっているが・・・〔AFPBB News〕
もし以前ここに来たような感じがするなら、それは実際に来たことがあるからだ。
8月第1週の市場の発作と、2007〜08年の大きな金融危機との類似性は、いよいよ不穏さを増している。だが筆者はむしろ、当時と今の違いの方がより大きな懸念を呼ぶべきだと考えている。
今回の危機が典型的な金融危機だということが類似点であることは明白だろう。これは投資バブルでもなければ、経済が抱える問題に対する反応でもない。膨張しすぎた金融セクターが引き起こした事態だ。唯一の違いは、震源地が米国から大陸欧州へ移ったことだ。
典型的な金融危機
ユーロ圏の銀行株指数が昨年ピークをつけて以来のユーロ圏の株価指数全体に対する相対的な銀行株の値動きをチャートにすると、2007年初頭にピークをつけて以来のS&P500金融株指数のS&P500指数全体に対する値動きと不気味なまでに似ている。
不吉なことに、このチャートは、米リーマン・ブラザーズが破綻し、市場の大混乱が始まる1カ月ほど前で終わっている。
金融株がこれほどまでに株式市場の下げを先導し、投資家が金融株への信頼を失う時、それは実体経済のトラブルを示唆する明白な警戒信号だ。
同じように、2007〜08年の危機の当初数カ月間で、米国の問題銀行の借り入れコストが急上昇した。今回は、欧州諸国の政府の借り入れコストが高くなったことが問題を煽っている。
今と同じように当時も、投資家はコモディティー(商品)や新興国の株式を買うことで先進国の金融問題をヘッジした。それが(当時も今も)原材料費の高騰と新興国そのものにおけるインフレ過熱という新たな経済問題を生んだ。
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