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オーストラリアのワイン農場で働く若者の話に思う (文筆劇場)
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投稿者 五月晴郎 日時 2011 年 8 月 07 日 03:55:29: ulZUCBWYQe7Lk
http://hiroya.web.infoseek.co.jp/
震災ボランティア活動を通して、オーストラリアのワイン農場で働く若者・Kさんの話を伺う機会があった。
Kさんは3週間の休暇中に日本に帰国し、福島にボランティアに来たという。
「オーストラリアって、日本から移住して食べているような環境ですか」と質問したところ、答えはイエス。色々と話を伺うことができた。
Kさん曰く「オーストラリアは最低時給が約\1,800あり、労働者階級を厚遇する国なので、韓国などからも野心的な若者が出稼ぎに来ている。飲食店の皿洗いでも時給¥1,800が保障されているし、田舎の方にいけば、(競争相手が少ないので)職も見つけやすい。」
「英語はあまり話せない人が結構いる。農場作業や皿洗いであれば、言葉が多少おかしくても何とかなる。韓国人などは、事前に英会話学校で英語を勉強してからオーストラリアに出稼ぎに来ている場合もある。周囲には日本人はいない。」
「注意点としては、人件費が高いので、物価も高いこと。だから、食べ物は自分で栽培したりする方が良い。私は農場で働いているので、ワインは無料で手に入る。」
Kさんの話を聞いて、僕は少なからずショックを受けた。
今の時分、福島県でアルバイトをしても、時給が¥660とかだったりする。これがオーストラリアでは最低賃金が時給約¥1,800以上。僕たちは、日本が「裕福な国」だと思っていたけど、既に一部の若者は海外に「出稼ぎ」に行っている。
理屈の上では「若者はもはや、日本で働くこと、日本で暮らすことに固執すべきではない」とは思っていたが、それを「自分の問題」としては捉えきれていなかった。しかし、実際にそういう生活をしている人と話すと、不思議と自分にもできるような気がしてくる。
たぶん、最も必要なのは、飛び込む勇気なのだ。
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