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テクノロジーは「商売繁盛」のためにある〜こころ震えるグルーポン体験
瀧口 範子=ジャーナリスト
先日、初めてのグルーポン体験をした。
グルーポンは、周知のとおり、グループ購入でモノやサービスを安く買うしくみである。私は、サンフランシスコ地域のグルーポンのニュースレターを購読していて、毎日あれこれのお得情報が届くのを一応は目を通していた。
しかし、今まではどうも買いたいというものがなかった。半額のメキシコ料理とか、4割引のスパ、30ドルのヨット・レッスンなどいろいろあったが、どうも怪しげな感じがして、手抜きなのではないかなどと思い、買う気にならなかったのだ。あるいは、おいしそうなチョコレートなどが出ていると、癖になってはいけないと、今度は反対に自己抑制に入った。いくら安くても、どんどん買い続けると大変な出費になる。
ところが、先日ついに「これはお得過ぎる」というケースに出くわしたのだ。「タイ風マッサージ5割引! 90分で50ドル」である。50ドルというのは、今のレートだと4000円以下。高いマッサージならば、90分で300ドル近くかかってしまうところが、たったの50ドルである。
私はマッサージ好きで、しかもタイ風の大ファンである。それに、この店のレビューを見てみたら、大層評判がいい。これを見逃す手はなかろうと、初めて申し込んだのだ。
同じように思った人が多かったのだろう。私は200数十人目だったが、もうとっくにディールは成立していて、さらに申し込み人数が増え続けている。もう、雨が降るような勢いで数字は増え続け、300人になっても400人になっても止まらないのである。
日本のおせち料理事件ではないが、アメリカのグルーポンでも、よくトラブルがある。こんなにたくさん客が来るとは思わなかったと、店側が、約束した数のスイーツを作れなかったりする例だ。マッサージ店にも客が殺到し、店主は後で困るのではないかと心配になる。困る前に早く申し込もうと、さっそく予約を入れた。グルーポン人気の店の主に会ってみるのも、おもしろそうだ。
行ってみて、これはいろいろ感心する体験になった。
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