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100歳まで生きるかは遺伝子次第、たばこや食習慣ではない−研究
★100歳まで生きるかは遺伝子次第、たばこや食習慣ではない−研究
8月3日(ブルームバーグ):95歳以上まで長生きした人は
短命な人と同じくらい、たばこも吸うし不健康な食べ物も口にする。
長寿の秘訣は生活習慣にあるのではなく、遺伝子次第であることが研究で示された。
95歳以上のアシュケナージ系ユダヤ人(ドイツおよび北欧に居住していたユダヤ人)
477人について調査したころ、遺伝子変異に類似性があることが分かった。
研究結果は米老年医学会の会誌で3日発表された。
論文によると、これらの変異の1つは、コレステリルエステル転送タンパク質(CETP)に影響する。
CETPは体内の善玉コレステロールを増やすという。また、寿命を左右するもう1つの要素は代謝に関連していた。
論文の主執筆者のニール・バージライ氏は電話インタビューで、
「100歳まで生きるには遺伝子の助けが必要だ」とし、長寿の人は「何か特別なことをしていたわけではない」と述べた。
同氏はイェシーバ大学アルバート・アインシュタイン医学校で長寿遺伝子プロジェクトのディレクターを務める。
今回の研究対象の平均年齢は97歳。
アシュケナージ系ユダヤ人の平均寿命は75歳。
研究チームは聞き取り調査や血液検査によって被験者の生活習慣の健康度を判定した。
95歳より前に死亡した3000人を対象に平均年齢70歳の時に実施した別の調査と今回を比べたところ、
長寿組の方が1日当たりの飲酒量や脂肪の多い食品の摂取が多かった。
喫煙者と太り過ぎの人の割合は両グループでほぼ同じだったという。
Bloomberg http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=auEcnzuLjoqI
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