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ソマリア南部で飢饉拡大、干ばつ・紛争・支援不足の3重苦
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8月3日、国連食糧農業機関は、深刻な干ばつが続いているソマリア南部で、飢饉(ききん)が新たに3地域に拡大したと発表。写真は栄養失調で首都モガディシオの病院に運ばれた子供(2011年 ロイター/Feisal Omar)
[モガディシオ 3日 ロイター] 国連食糧農業機関(FAO)は3日、深刻な干ばつが続いているソマリア南部で、飢饉(ききん)が新たに3地域に拡大したと発表した。国連は先月、南部バクールとシェベリ川下流地域で飢饉が発生したと宣言したばかり。
FAOの声明によると、新たに飢饉とされたのは、シェベリ川中流の2地区、首都モガディシオの難民キャンプとアフグーィ回廊地帯。飢饉は年内に南部一帯に拡大する恐れがあるとしている。
同国では2日前にラマダン(断食月)入りした後、アフリカ連合の平和維持活動(PKO)部隊や治安部隊らと、反政府勢力との間で武力衝突が発生。自爆攻撃も急増しており、約40万人が避難生活を送るモガディシオ難民キャンプへの緊急物資搬送が困難になっている。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のスポークスマンは、ナイロビでロイターに対し、「この数日で約10カ所の難民キャンプで何が必要とされているか調査する予定だったが、武力衝突が始まり、一切の活動が制限されている」と語った。
過去数十年間で最悪の干ばつ、紛争、食糧支援の不足により、ソマリア南部では約360万人が餓死の危険にさらされている。
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最終更新:8月4日(木)14時20分
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