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シリア:武力弾圧激化で安保理が緊急会合
【カイロ和田浩明】シリア政府による民主化騒乱への武力弾圧が激化していることから、国連安全保障理事会は1日、対応を協議する緊急会合を米ニューヨークの国連本部で開いた。弾圧の死者は先月31日以降150人と急増しており、英仏独などは非難決議案を配布。しかし、「内政干渉」を嫌うロシアや中国が消極的で、本格協議は2日に持ち越された。
協議は、法的拘束力のある「決議」とするか、拘束力のない「声明」でとどまるのかが焦点となる。
決議案は武力弾圧を非難し、政治的解決を求める内容。6月上旬にも同趣旨の案が浮上したが、リビアのような米欧の軍事介入を懸念する中露の反対で消えた。ただ、現段階で米国などは軍事的介入には極めて消極的だ。
クリントン米国務長官は1日、「一体となってシリア国民を支援すべきだ」と決議案の採択を要求。これに対し、ロシアのチュルキン国連大使は「(決議は)行き過ぎだ」と述べ、声明で十分との認識を示した。
一連の弾圧による住民側の死者は反体制派などの集計で約1700人。欧州連合(EU)は1日、シリア政府・軍幹部5人に資産凍結などの追加制裁を実施した。
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