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リビア反体制派軍司令官が殺害
タグ: リビア, 記事一覧, 中東, 国際, 政治
29.07.2011, 11:53
リビア反体制派の軍司令官、アブドゥラ・ファタハ・ユニス参謀長が28日夜殺害された。リビア暫定国民議会の代表者らがベンガジで記者団に明らかにした。
ロイター通信によれば、ユニス参謀長はこの前、軍事問題を調査する委員会によって取り調べのため、マルス・エリ・ブレガ市付近の前線からベンガジへと召還されていた。 ユニス参謀長はカダフィ大佐側の軍隊と内密の交渉を行っていた疑いがもたれていた。
暫定国民議会は、参謀長の殺害された状況について不明としている一方、目撃証言では参謀長を乗せた車は襲撃を受け、乱射によって殺害されたとされている。
ユニス氏はカダフィ政権で内務相を務めていたが、反体制運動が開始された時点でいち早く反体制側に移り、軍隊に対して民衆の側につくよう呼びかけた。
リビアでは体制派、反体制派のどちらにも勝利をもたらさないまま内乱状態が続いている。28日、反体制派は石油積み出し港ブレガ掌握を目指し、闘争を続け、チュニジアとの国境に近いゲザイヤ市への進撃開始を宣言していた。反体制派はロイター通信からのインタビューに対し、ブレガ掌握によって首都トリポリへの道のりは短くはならないものの、これによってカダフィ側は重要な拠点をひとつ失うことになると説明している。
軍事行動が袋小路にあるなかで交渉プロセスも瓦解している。交渉プロセスはアフリカ連合、リビア問題を話し合う西側とアラブ諸国の協議グループ、国連のほか体制、反体制のニ者間の対話でも行われているものの、行動計画についての合意にはいまだに至っていない。カダフィ大佐には政権の座を降りる代わりにこの国にとどまることを許可するという案が提示されていたが、27日、反体制派のジャリリ議長は声明を表し、その提案の期限が失効したと述べた。この提案についてマルゲロフ・ロシア大統領特別代表は、最も有効なものだったと評している。
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