http://www.asyura2.com/11/lunchbreak49/msg/328.html
Tweet |
http://diamond.jp/articles/-/13343?page=2
なでしこジャパンは敢えて国民栄誉賞の辞退を
123 また、過去の受賞者の多くは死後の受賞、もしくは一定の評価の固まった者ばかりであり、無名に近い発展途上の若い選手の受賞となると、賞の性質自体が変わるのではないかという危惧が芽生える。
実際、そうした懸念に応える形で、受賞を断っている者もいるのだ。
現役選手たちが
受賞を辞退した理由
2001年、MLB(メジャーリーグベースボール)で、日本人初となる首位打者と盗塁王のタイトルを獲得したシアトル・マリナーズのイチロー選手は、授与の打診に対して、次のように答えて辞退している。
「国民栄誉賞をいただくことは光栄だが、まだ現役で発展途上の選手なので、もし賞をいただけるのなら現役を引退した時にいただきたい」
さらに2004年、同じくイチロー選手は、MLBシーズン最多安打記録を更新し、それに対して再度、国民栄誉賞の授与を打診されたが、同じ理由で固辞している。
辞退者はイチローだけではない。時代はさかのぼるが、阪急ブレーブスの福本豊選手も国民栄誉賞を辞退している。福本選手は、世界記録となる通算939盗塁を達成し、当時の中曽根康弘首相から受賞を打診された。その際、次のように言って断ったという。
「そんなんもろたら、立ちションもでけへんようになる」
まさしく、国民栄誉賞の受賞は個人に責任が生じるものである。あの王氏ですら、その責任の重さで道を歩くのにも気が滅入ったという。駐車違反など比較的軽微な法律・ルール違反が、賞自体の信頼を貶め、業績に傷をつける可能性があると、王氏は気を遣ってきたという。
現役を引退した王氏ですら、それほどの重圧を受けるのだ。ましてや現役選手の背負うプレッシャーはいかばかりか。
次のページ>> 授与のタイミングも疑問、政府のPR戦略の臭い 123
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。