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リニア開業見据え名古屋の将来像 栄・名駅・名城など8地区LRTで直結 [11/07/20]
名古屋市の外郭団体、名古屋都市センター(中区金山町1)は、2027年のリニア新幹線
開業後を見据えた名古屋の中心部の将来像「名古屋都心ビジョン2030」をまとめた。
名古屋駅地区の一極集中を避けるため、栄、名城など8エリアで特色あるまちづくりを進め
た上、次世代型路面電車(LRT)などで結び付け、リニアが生み出す活力を都心部全体に
波及させることを狙っている。
東京−名古屋間のリニア開業から3年後の2030年の都市像を描いた。名駅はリニアが
大阪まで延伸されるまでの18年間、新たな西の玄関口ともなる。
名駅はビジネス中心の「スーパーターミナルシティー」、栄は「おしゃれ社交タウン」、
名城は「名古屋シンボルゾーン」と性格付けた。残る5エリアは、産業技術記念館などが
ある則武、徳川園、鶴舞、大須、笹島で、それぞれを環状のLRTや循環バスでつなぐ。
魅力あるまちを回遊できるインフラを整え、都心への来訪と滞在を増やす狙いがある。
都心部への車の流入の抑制や都心居住の促進、道路などの公共空間をカフェやイベントに
貸し出して収益をまちづくりに還元する仕組みの導入も呼び掛けている。
センターの担当者は「リニア効果で人の流れが名駅に吸い寄せられると、街の厚みがなく
なり魅力が失われるおそれがある。ビジョンを議論のたたき台にしてほしい」と期待している。
ビジョンは、センター研究員や大学教授らでつくる都心ビジョン研究会メンバーが作成
した。A4判で51ページ。300部印刷し、関係者に配布する。センターのホームページ
でも閲覧できる。
(宮本隆彦)
<以下略>
ソース:中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20110720/CK2011072002000114.html
(参考)名古屋都心ビジョン2030
http://www.nui.or.jp/kenkyu/22/houkoku/vision.pdf
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