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ホームレスが農業で再起/薬師の泉 HOME
東京都が初めてホームレスの調査をして、都の広報誌にまとめが載っている。朝背広をきて会社に行き冷暖房の効いた部屋で会議や出張やパソコンで仕事をし、夜帰れば寝る所と食事がある。それがなくなる心配はほとんどしない。広い東京はもっと多様な生活者で構成されている。上野公園や隅田川畔にはホームレスの青いテントが群がる。公園に下町情緒や憩いを求めていくといやでも目につき無粋である。
週間とちょう(東京都広報部、2001年3月26日号)
福祉局は九日、「東京のホームレスー自律への新たなシステムの構築に向けてー」を発表した。これは、わが国で初めてのホームレス白書で、大規模な路上生活者に対する聞き取り調査(調査時期=平成12年3月、調査対象者=1028人)に基づき、一般的に知られていないホームレスの実態を明らかにし、今後の対策の基本的方向を示したもの。(中略)
白書によると、平成12年8月現在、23区内のホームレスは約5700人で、平成7年に比べ、この5年間で約1.7倍に急増。そのうち女性は約150人で、3年前と比べ約3倍の増加となった。東京のホームレスの特長は、単身男性が大半を占め、50から64歳の中高年齢層が6割以上。また全体の7割以上が家族との連絡を絶やしている。そして、最も長く従事していた職業では、6割以上が常勤の「技能工」「サービス業従事者」「事務職」等として安定的な職に就いており、ホームレスになる直前の職については、本人が望まない理由で7割が失業。飯場や社宅・寮など仕事と結びついた住居にいた人は、失職と同時に住む場所を失いホームレスとなっている。また、求職活動の状況については、全体の7割以上が活動をしており、8割が「仕事に就きたい」と答えている。(中略)
今後の施策の基本的方向としては、ホームレスの問題は短期間で抜本的な解決ができるものではないことから、これまでの応急援護中心の対策から、就労、住宅、福祉、保険・医療など、他分野にわたる長期的、総合的対策へ転換していくとした。(攻略)
不景気で仕事がない。初めから好んで浮浪者になる人はすくなかろう。何らかの理由で家をすて家族を捨てた。愛知県でホームレスを集めて農業を教えているのがテレビで紹介された。身体が動かせれば見よう見まねで農業は誰でもできる。私にもできますか、と心配げに聞く人に「やる気がありますか。それなら大丈夫です。」ときっぱりと答えた。土と水と太陽と手入れに敏感に反応する作物の生長が楽しい。誰よりも早くおき掃除をし畑に自転車で駆けつける人。心が生き返ったのである。このやる気がありますか?の問いかけまたは選別はあらゆる場面で有効である。
第35集初めの頁/板橋仲宿の桜
仕事に夢と誇りを/赤門、板橋金蔵院
はしばみの詩/板橋松月院の牡丹
石原慎太郎氏を語る/茨城袋田の瀧
ホームレスが農業で再起/薬師の泉
無党派層はどこへ行く/板橋薬師の泉
食うにこまらず、他人の食い分も供給できる。なるほどと思った。高齢者も身体と相談しながらマイペースでやればいい。雑魚寝かもしれないが毎日風呂もあるだろう。アイデアである。指導者は農機具会社の経営者を退職後始められた。全国を行脚して治水工事などを指導した空海、弘法大師が生きていればこのような方であろう。2年間3食つき給料なしで研修して後は過疎地などに新天地を求めてもよし、引き続いて研修してもいいとのこと。農業指導は無理でも、熟年世代が役にたてることは多い。片側に助け(金銭でない)を求める人々がおり、片側に余力があり善意にあふれる人々がいる。残念ながらスムースな善意の需要供給のインターフェースがない。
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