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「老兵は死なず、消え去りもせず」
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2011年5月3日
無料電波(FTA)放送依然第一人気
近年、新しいメディア形態が現れているが、大部分の人にとっては、今も番組や映画を見るのは「古典的な」FTA放送に限るという報告が出た。
FTAは、Free-To-Air放送でTVもラジオも含まれている。また、定義も、商業的な衛星放送と違って暗号化されておらず、誰でも受信機で視聴できる放送を意味する場合もあれば、NHKと違って、民放のように受信料の要らない放送を意味する場合もあるようだ。ただし、オーストラリアではABC, 2, 7, 9, 10, SBS及びこれらの第2, 第3放送などを意味し、VHF、UHF、アナログ、デジタル放送がある。また、有料衛星、有料ケーブル放送ではFree-To-Air放送の送信が義務づけられている。
オンライン・メディア、ビデオ、ソーシャル・メディアなどの普及にもかかわらず、2010年でも国民の94%が、FTAテレビ放送に頼っている。Screen Australiaのこの報告書「Beyond the Box Office: Understanding Audiences in a Multi-screen World」を編纂した統計調査マネージャのマシュー・ディーナー氏は、シドニーで業界メンバーに、「この数字は過去5年間少しも変わっていない。FTAテレビは本当にしぶとい生き物だ。他のどのメディアと比べても規模も大きく、スクリーン・コンテントを見る手段としても、1日に平均3時間は見ているという結果が出ている。
プライスウォーターハウスクーパーズ社のメーガン・ブラウンロウ専務取締役は、「FTAテレビや有料テレビの人気の強さにはいくつか理由がある。有料テレビは、2010年にはシェアが19%だったが、その5年前もほぼ同率だった。人気の強さは、コンテントの豊富さ、録画し、後で見直すことのできるタイム・シフト視聴が可能になったこと。そのため、連続ドラマなどのジャンルでは、視聴率が10%近くも伸びている放送がある。
また、ユニバーサル・マッキャン・オーストラリアのストラテジスト、マックス・バクスターCEOは、「テレビはまだまだ強力になっていく。他のメディアが伸び悩んでおり、この傾向は当分変わりそうにない。一日の仕事を終えて一休みという時に、足を投げ出して、大きなスクリーンを眺める心地よさは当分変わりそうにない」と述べている。
また、過去5年間に、シネマ、コンソール・ゲームを楽しむ人は微増しているが、DVDやブルーレイのビデオ鑑賞は減っている。しかし、ビデオはオンライン・ビデオ鑑賞の増加で相殺されている。
国産映画では、2007年から2009年にかけて延べ鑑賞者数は1億100万人だったが、そのうち65%がビデオ、26%がテレビだった。映画を映画館で見るという回答者はわずか9%に過ぎなかった。(AAP)
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