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印タタ自、英ジャガーとエンジン共同生産へ
(1/2ページ) 2011/7/19 14:00 (2011年7月19日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
インド財閥大手タタ・グループを率いるラタン・タタ総帥は、英高級車ブランド「ジャガー」と「ランドローバー」を買収した印自動車最大手のタタ自動車が、両ブランドとエンジンの共同生産に乗り出す計画があることを明らかにした。
■共同開発し英印で生産か
タタ・グループのラタン・タタ総帥(7月1日、ムンバイ)=AP
英子会社ジャガー・ランドローバー(JLR)はかねて、英国またはインドでエンジン生産を始める方針を表明していたが、タタ側が同社の大衆車とJLRのエンジンを共同生産する意向を示したのは今回が初めて。
タタ氏は18日発表の年次報告書の中で「JLRとタタ自動車のインドでのシナジー効果を最大限に高めるため、エンジンを共同開発し、その生産施設を英印両国に置く案を検討している」と明かした。
現在、JLRのエンジンを供給している米フォード・モーターは、2008年に23億ドルで両ブランドをタタ自動車に売却した。
高級セダン「ジャガー」と四輪駆動車「ランドローバー」が、格安小型車「ナノ」で知られるタタとのエンジン開発に乗り出せば、競争の激しい高級車市場で難しい立場に追い込まれる可能性もある。両ブランドの性能やデザインを向上させてドイツの大手高級車に対抗するため、タタは今後5年間で少なくとも50億ポンド(80億ドル)を投資する計画という。
■大衆車メーカーとの協業進む
フォード傘下時代にジャガーの主力セダン「Xタイプ」がフォードの中型車「モンデオ」と共通点が多すぎると批判を受けたことで、ジャガーのイメージは打撃を受けた。
しかしその後、独高級車メーカーをはじめ自動車各社は次第に生産事業を世界中に拡大し、大衆車メーカーと提携することで、コスト削減と生産の現地化に努めてきた。
独高級ブランドの「BMW」とダイムラーの「メルセデス・ベンツ」はすでに米国に生産拠点があり、ライバルの「アウディ」も米国生産を検討中。ダイムラーは大衆車メーカーのルノー・日産連合と小型車・商用車などの分野で協力を進めている。
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