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緊急一時宿泊施設:生活指導や就職活動で自立支援 八代市に事務所を開設 /熊本
◇熊本市のNPO
熊本市でホームレス支援などの活動をしているNPO「くまもと支援の会」(嶋本勝博理事長)は29日から、八代市花園町に緊急一時宿泊施設(シェルター)を備えた八代事務所を開設する。ホームレスだけでなく、職や家を失ってネットカフェで寝泊まりするなど支援を必要とする人を広く対象とする。【結城かほる】
NPOはこれまで熊本市に事務所やシェルターを作り、相談を受けたり就労支援などをしてきた。人吉市や芦北町など県南部からの相談が09年16人、10年20人と一定数あるため、八代市にも事務所を作ることにした。
民間アパート1階の1室を事務所とし、2〜4階の計3室を定員5人のシェルターとして運営する。職員2人を置き、宇城市以南の巡回や面接による相談、シェルター入居者の生活や就職の支援にあたる。入居者は3〜6カ月などの期間で生活指導や就職活動をし、自立を目指す。
県の「ホームレス等貧困・困窮者の『絆』再生事業」の委託を受け、熊本市の事務所と合わせた県の委託費は9000万円。委託により、会で受け入れられる入居者も10年度までの7人から20人に大きく増えた。
近年はホームレスの形態も、路上などで段ボール紙やシートを使って生活する「定着型」より、昼間は公園や遊技施設で過ごし、夜はネットカフェなどを転々とする「移動型」が増えており、実態がつかみにくくなっているという。
嶋本理事長は「長いこと働いていなければ、いきなり働くのは結構大変だ。少しずつ自分も役に立つのだと実感して、もう一度生きよう、働こうと思ってもらえる場所にしたい」と述べた。
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