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http://jp.ibtimes.com/articles/13289/20110106/63592.htm
2011年1月6日 12時31分 更新
印タタ、水を自動車の燃料に-12億円投資
インドの自動車大手タタ・モーターズのラタン・タタ会長は、水を自動車の燃料として利用するための研究開発に、1,500万ドル(約12億円)(訂正)を投資するという。
ラタン・タタ会長。インド・ムンバイにて。2010年8月13日。 報道によると、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のダニエル・ノセラ教授が、水を構成する水素と酸素に直接分けることができると述べたという。もしそれが可能ならば、近い将来、水を燃料に自動車を走らせることもできるかもしれない。
科学者のC.N.R. Rao氏によると、タタはノセラ教授による水を自動車燃料として使う研究に1,500万ドルを投資するという。この研究プロジェクトでは、水から水素を取り出し、その水素を安全な容器に保管し、自動車の燃料として利用できるようにしていく。
タタによる世界最安車「ナノ」のように、同プロジェクトのゴールは自動車の手ごろな代替エネルギーを開発することであり、現在市場に出回っているほかの自動車よりも低価格でのメンテナンスを可能とすることである。
Rao氏は「この挑戦は、化石燃料に変わるものとして、環境にやさしく、効率の良いエネルギーを低コストで開発することだ。代替エネルギー源として水と水素を利用することは、(ガソリン燃料による二酸化炭素などの排出がされないことから)大気中の温室効果ガスの削減に役立つだろう」と述べた。
これまでにも水で動く自動車の開発は、複数のグループによって行われたことがあった。しかしいずれも、水から水素を生成する際に必要なエネルギーの方が、水素が生み出すエネルギーよりも高く、実用化はされていなかった。
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ロイター
ラタン・タタ会長。インド・ムンバイにて。2010年8月13日。
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