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http://www.cnn.co.jp/usa/30003392.html
ビンラディン容疑者の隠れ家から、オバマ米大統領攻撃計画の文書
2011.07.16 Sat posted at: 12:19 JST
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オバマ米大統領
(CNN) 国際テロ組織アルカイダの最高指導者オサマ・ビンラディン容疑者が潜伏していたパキスタンの隠れ家から押収した文書から、アルカイダがオバマ米大統領とペトレイアス司令官への攻撃を検討していたことが明らかになった。同文書に詳しい米当局者が15日に明らかにした。
米海軍特殊部隊は今年5月2日にビンラディン容疑者の隠れ家を急襲して同容疑者を殺害し、隠れ家から文書や資料を押収した。同当局者によると、押収した文書の中に、アフガニスタンやパキスタンでオバマ大統領とペトレイアス氏が乗る飛行機を攻撃する計画について書かれたものがあったという。ただ内容に具体性はなく「こうしたらどうだろう、というブレインストーミングのようなもの」だとしている。この件について、ペトレイアス氏はコメントを控えた。
また押収した文書からは、ビンラディン容疑者が同時多発テロから10年目となる今年に米国を攻撃することに関心を持っていたこと、アルカイダのリーダーがアルカイダ系の武装勢力「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」と連絡を取り合っていたこと、さらに、ビンラディン容疑者がパキスタンに潜伏中、2010年末に欧州に住む米国民や欧州の米国資産を攻撃する計画を後押ししていたことも明らかになった。
米国は同年10月、複数の脅威に警戒し、欧州に旅行に行く米国民に警告を出した。当時、米国の諜報機関はビンラディン容疑者の関与が疑われる情報を機密扱いにしたが、隠れ家から押収された文書でそれらの情報が裏付けられた形だ。
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