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アメリカがまた輪転機でドルを刷る ドル独歩安 - (ひょう吉の疑問)
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投稿者 七転八起 日時 2011 年 7 月 15 日 09:44:29: FjY83HydhgNT2
http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/7dc3ba80e2bb58318946ce9bf67ee179
毎日新聞 より
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110715ddm008020057000c.html
円高:長期化の公算大 米欧不安でリスク回避
米経済の先行き不透明感が強まり、円高が一段と進行した。
東京外国為替市場は14日、一時1ドル=78円台まで上昇。
東日本大震災直後の3月17日以来、約4カ月ぶりの水準となった。
欧州の財政危機も拡大の様相を見せており、「安全資産」と位置付けられる円が買われる構図。
高水準の円高が長期化する公算が大きくなっている。
【大久保渉、井出晋平】
東京市場では、午前の取引で一時1ドル=78円45銭まで上昇した。
続くロンドン市場では、79円を挟んだ値動きとなった。
東京市場での円高の引き金となったのは、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が13日の米議会証言で、
デフレ懸念が再燃した場合、「追加的な政策支援の必要性が生じる」と述べ、
第3弾の追加金融緩和策に言及したことだ。
バーナンキ議長はオバマ政権と米議会でこう着状態にある米国債の債務上限引き上げが期限の8月2日までに実施されない場合、
08年と同規模の景気後退が起こることが「想像できる」とも警告。
これを受け格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスが米国債の格付けを引き下げ方向で見直すと発表した。
米国の量的緩和は「世界的なインフレを招いた」として各国から強い批判を浴びた経緯があり、
「第3弾の実現へのハードルは高い」(SMBC日興証券の松本圭史・国際市場分析部課長)との見方が多い。
しかし、米経済は6月に失業率が9・2%に悪化するなど、
「回復の見通しが立たなくなっている」(三菱UFJ信託銀行の塚田常雅・資金為替部グループマネジャー)のが実情。
市場はバーナンキ発言に敏感に反応し、「追加緩和に踏み切れば日米の金利差が縮小する」との思惑から、ドルを売って円を買う動きが加速した。
外為市場では11日以降、ギリシャ財政危機がイタリアやスペインに波及するとの懸念から、
リスク回避姿勢を強めた投資家が相対的に安全な円に資金を移す動きが活発化。
パニック的なユーロ売りはひとまず落ち着いたが、
バーナンキ発言をきっかけに、今度はドルが主要通貨に対して売られる「ドル独歩安」の展開となった。
欧州連合(EU)などによるギリシャ支援の枠組みが固まるのは9月以降と見られ、米景気の減速懸念も容易には払拭(ふっしょく)できそうになく、市場では円高長期化の予測が広がっている。
毎日新聞 2011年7月15日 東京朝刊
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