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http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-22216420110714
FRB議長「現時点で追加緩和考えず」、過度の支出削減に警鐘も
2011年 07月 15日 07:59 JST
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ビジネス
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[ワシントン 14日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は14日上院銀行委員会で証言し、現時点ではさらなる緩和策を講じる考えはないと明らかにした。
バーナンキ議長は前日の下院金融委員会での証言で、経済が減速しインフレ率が鈍化すれば一段の金融緩和に踏み切る用意があると発言し、市場の一部で量的緩和第3弾(QE3)への期待が膨らんでいただけに、この日の発言でその期待感が後退した。その結果、株式市場が下落し、ドルが主要通貨に対して上昇する展開となった。
バーナンキ議長は前日の議会証言同様、緩やかな景気回復が失速すればFRBは行動する用意があるとあらためて表明しながらも、現時点ではその考えはないと指摘した。
その理由として、FRBが債券買い入れプログラムに着手した2010年終盤に比べ、インフレ率が高水準にあるためだと説明。「現在の状況は(以前よりも)複雑になっている。現時点では、さらなる行動を取る用意はできていない」と述べた。
バーナンキ議長は、FRBが6月末で打ち切った6000億ドル規模の債券買い入れプログラムについて、金利を引き下げ、投資家のリスク志向を高める上で効果があったとの見方を示したが、一部の議員からは、その妥当性を疑問視する声も出された。
シェルビー上院議員は「FRBが慎重に行動しなければ、インフレが再燃する環境が生まれている」との懸念を示した。
オバマ大統領や民主、共和両党の間で協議が難航している債務上限引き上げ問題に関しては、短期的に政府支出を過度に削減すれば、すでに脆弱になっている景気回復をさらに損ねる恐れがあるとの考えを示す一方、米国債がデフォルト(債務不履行)を起こせば金融市場が大混乱に陥ると警告した。
バーナンキ議長は「私は議会に対し、景気回復はかなり脆弱であり、非常に短期間に支出を急激かつ過度に削減すれば景気回復を損なう可能性があることを考慮してもらいたいと要請したい」と語った。 続く...
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