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「今でも私は菅さんの「辞める」といった言葉を信じている」鳩山由紀夫前首相(産経ニュース)
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投稿者 有間姫 日時 2011 年 7 月 13 日 11:55:09: 5ahFfPS8OJEVA
菅直人さんは、私が首相のときに副総理として、何度も「厳しい局面に立たされたら、別の大きなテーマを示せば、そちらに国民の目が向いて局面を打開できるんだ」と進言してきました。(米軍)普天間飛行場移設問題で危機に陥ってるときにも「消費税増税を言え」と働きかけました。私は「言えない」と答えました。
それで、菅さんは自分が首相になったときに消費税増税を持ち出し、結果として参院選に負けました。
今も同じなのか、思い付きのように別の話をすっと作るのは上手です。
消費税やTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)、「脱原発」もそう。しかし、常に大きな本道を見ようとしない。政治はパフォーマンスではないのです。
小泉純一郎元首相の流儀をまねて、党内に抵抗勢力を作って戦っている姿を示して支持率を上げようともしました。憎悪の塊みたいに小沢一郎元代表を敵に祭り上げ、政権運営してきました。「小沢さんが党内にいると、うまくいかない」と言っていましたね。
菅さんには、鳩山政権と違う色を出せば政権浮揚するという気持ちがあるんですね。私が打ち出したものを否定したことで、民主党の理念が見えなくなった。
しかも、支持率を上げるためという発想で大きな落とし穴にはまってしまう。理念型の政治とはほど遠い政局で動かそうとする姿勢が災いして結果としてうまくいかなかった。
私は昨年9月の民主党代表選の時から、いずれ菅政権は厳しい時を迎えるだろうと予測していました。結局、東日本大震災発生で首相に応えるだけの力量がないことがわかりました。菅さんを一番近くで支えてきた内閣や党執行部もみんな「辞めてくれ」と言っています。今、政権はレームダックです。国民、特に被災者に申し訳ない状況です。
次の首相は、党内をきちんとまとめ、好き嫌いではなく、政策の議論を行い、他党にも協力を得られるような包容力のある人が必要です。小沢さんのような官僚システムを熟知している人の協力を求めながら、党としても政府としても経験と能力を生かし切れる態勢にすべきです。
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