http://www.asyura2.com/11/lunchbreak48/msg/740.html
Tweet |
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/14742
オバマ大統領、債務上限問題で賭けに失敗
2011.07.12(Tue) Financial Times
Financial Times
Tweet
FEEDS 最新記事
最新記事
イノベーション
日本再生
リーダーズライフ
経営
ニュース解説
地方
海外
SHARE newsing it!
Yahoo!ブックマーク
mixi チェック
livedoor クリップ
Google Reader
Delicious
Digg submit
Stumble It!
FriendFeedで共有
RESIZE Small Size
Large Size
PRINT Small Size
Large Size
upperline
(2011年7月11日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
与野党の協議を傍観していたオバマ大統領が大胆な賭けに出たが・・・〔AFPBB News〕
米国の景気回復の失速を示す気がかりな兆候が表れる中、バラク・オバマ大統領は先週、債務上限を巡る協議への取り組みで大きな賭けに出た。
共和党のジョン・ベイナー下院議長との合意が得られたとの確信の下、政府予算に関して4兆ドル規模の「包括的取引」を望む意向を示したのだ。
それから1日も経たないうちに、ベイナー議長は、この取引は成立しないと言明した。ホワイトハウスでの協議再開を控えた10日夜の時点で、大統領の作戦は失敗に終わったように見えた。
勢いを失う景気回復、予算協議の進展がいよいよ急務なのに・・・
弱々しい経済を受け、予算協議の進展が一層急務となっている。8日に発表された雇用統計は、衝撃的なほど内容が悪かった。米国の失業率は再び上昇し、9.2%に達した。6月の新規雇用の創出は実質的に止まってしまった。財政見通しの不透明感がこうした景気失速の主因ではないとしても、プラスに働いていないのは間違いない。
オバマ大統領の真意が何であり、今後どのような展開になるかは、はっきりしない。大統領の介入は野党・共和党を弱めることを狙った戦術的な牽制だったのか? それとも、大統領が突如として財政再建支持派に転向したということだろうか? 大統領はどんな成果を期待していたのか?
いずれにせよ、この政策が新たな一手だったことは間違いない。つい最近まで、財務省の高官らは、債務上限の期限が迫る中で大きな財政問題の解決は不可能だとの考えを崩していなかった。これに対し、オバマ大統領は、数カ月も傍観したあげく、正反対の方策を取った。包括的取引なくして財政の解決はできないという姿勢を示したのだ。
大統領はその場しのぎの対策に拒否権を発動することさえ確約した。民主党内のリベラル派は唖然とした。というのも、4兆ドル規模の歳出削減は、民主党が聖域としておきたい社会保障やメディケア(高齢者向け医療保険制度)の変更なしには実現できないからだ。オバマ大統領はこれらの社会保障制度についても、歳出削減の用意があるとした。
1
2
3
⇒
⇒
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。