http://www.chosunonline.com/news/20110709000005
: 2011/07/09 08:31:36
中朝友好条約50年、代表団が相互訪問
金日成 | 金正日
　北朝鮮と中国の政府幹部は今週末、「中朝友好協力相互援助条約」の締結50周年を記念するため、両国を相互訪問する。北朝鮮からは楊亨燮（ヤン・ヒョンソプ）最高人民会議常任委員会副委員長（国会副議長に相当）が代表団を率いて訪中。10日に訪朝する中国側代表団は張徳江副首相が率いる。金日成（キム・イルソン）総合大学出身で、韓国語が流ちょうな張副首相は、来年発足する中国の新指導部（政治局常務委員会）入りが有力視されている。

　北朝鮮の金日成首相と中国の周恩来首相は、1961年7月11日に同条約に調印した。中朝同盟の根幹を成す同条約の第2条は「いずれか一方が侵略を受けた場合、もう一方は遅滞なく軍事支援を提供する」と定めている。中国がいつでも韓半島（朝鮮半島）に軍事介入できることを定めた「自動介入」条項だ。

　北朝鮮と中国の政府幹部が会談するたびに「血で結ばれた中朝親善関係を代々発展させていこう」とのスローガンを叫んでいることを考えれば、同条約は韓半島の平和と安定、統一戦略にとって最大の障害だ。

　しかし、一部には同条約をめぐる北朝鮮と中国の見方は異なるとの意見もある。韓国の安全保障当局者によると、北朝鮮の金正日（キム・ジョンイル）総書記は今年2月に訪朝した中国の孟建柱公安相に盛大な記念行事を提案したという。哨戒艦「天安」爆沈事件や延坪島砲撃事件などで国際的に孤立した北朝鮮としては、中国との血盟関係を内外に誇示する必要があった。

　一方、中国は自動介入条項が注目されることに神経質になっているという。韓国外交筋は「中国は2001年に条約を破棄しようとしたが、北朝鮮の反対でできなかった」と語った。韓国政府の関係者は「中朝友好条約の自動介入条項が時代錯誤だとの点を強調し、中国が対応に苦慮するよう、外交に力を入れるべきだ」と指摘した。

　ロシアは2000年、冷戦時代に旧ソ連と北朝鮮が結んだ軍事同盟条約を破棄し、軍事介入条項を削除した「ロ朝友好善隣協力条約」を結んだ。

李竜洙（イ・ヨンス）記者

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます（表示まで20秒程度時間がかかります。）
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映　通常 ｜動画・ツイッター等 ｜htmltag可（熟練者向）
（タグCheck ｜タグに'だけを使っている場合のcheck ｜checkしない）（各説明）

（←ペンネーム新規登録ならチェック）
↓ペンネーム（2023/11/26から必須）

↓パスワード（ペンネームに必須）

（ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。）
↓画像認証
（ 上画像文字を入力）
ルール確認＆失敗対策
画像の URL (任意):
　重複コメントは全部削除と投稿禁止設定 　ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。　最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

　次へ 　前へ

▲このページのＴＯＰへ　　　　　 ★阿修羅♪ > 昼休み48掲示板

★阿修羅♪　http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。