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都市部の農業は「闘い」の連続だ
あなたの知らない農業の世界(最終回)
2011.07.08(Fri) 有坪 民雄
農業改革
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所用があって、少々遠方に行きました。そこでJAの職員の方から質問されました。「以前、有坪さんとこの近くに行った時、田んぼの前にゴミ収集車がやって来て、雑草を積み込んでいたのを見たことがあるんです。あれは何をしているんですか?」
私は現場を見ていませんが、何が起きているかは瞬時に分かりました。「雑草を燃やしたら、文句をつけるニュータウン住民がいるから、草を燃やせなくてゴミ収集車が来ているんだと思います」
農家は昔から、田畑や畔(あぜ)に生える雑草を刈って燃やしていました。近年は有機農法家以外はあまりやりませんが、残った灰は肥料としても使われます。
燃やすと当然煙が出ますが、ニュータウンの新住民が「煙たい」「洗濯物に臭いがつく」「ダイオキシンが出る(筆者注:草木を燃やしても微量ですが本当に出るようです)」などと市役所にクレームをつけてきます。これに困った市役所がゴミ収集車を差し向けて、ゴミとして焼却場で処理し、田畑で草を燃やさせないようにしているのです。
田畑で燃やせば、コストはライターのガス代程度。おそらく1銭もかからないでしょう。それがゴミ収集車を持ってくればガソリン代に人件費までかかってしまいます。農家も夏の直射日光にさらされながら、わざわざ道まで草を運搬しなければなりません。ちなみに草刈りは年1回では済みません。農家によって違いますが、夏は3回から5回くらい行います。
高齢化が進んでいますから、後期高齢者の農家は手間のかかる運搬を拒否することもあります。そうなると、草を運ぶのも市役所の職員(ないしは民間委託された業者)がやることになり、さらにコストは上がります。下手をすると農家が収穫する作物の利益よりも雑草の焼却コストの方が高くつくこともあるかもしれません。「反エコロジー、ここに極まれリ」といったところでしょうか。
農業をやりたいという都市住民が増えている
しかしこの程度ならまだマシな方で、住宅に周囲をかこまれた都市農業になると、さらに状況は悪化することがあります。草を燃やした時にクレームをつけられるだけでなく、田畑にゴミは捨てられるわ、農薬を散布すると騒がれるわ、そんな苦労をしてやっとできた作物を今度は盗まれるわといった「四重苦」にさらされることもあるのです。
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