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ガチンコ
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この項目では、真剣勝負を意味する言葉について記述しています。日本のテレビ番組については「ガチンコ!」をご覧ください。
ガチンコは、大相撲やプロレスにおける「真剣勝負」を意味する隠語である。
同義語はガチ、シュート (shoot)、セメント、ピストル。反対語は大相撲においては「注射」、プロレスにおいては「ケーフェイ」、「ワーク」などと呼ばれる。
目次
1 語源・用例
2 概要
2.1 相撲
2.2 プロレス
3 有名なシュート事件(セメントマッチ)
4 脚注
5 関連項目
[編集] 語源・用例
ガチンコ
本来は相撲界の隠語で、語源は力士同士が激しく立合いを行った際、「ガチン!」と音がするところから、真剣勝負を表す隠語として使用されるようになった。八百長とは縁のない力士のことを、俗に「ガチンコ力士」と呼ぶ。
1950年代に力道山が角界からプロレス界に身を投じて以降、大相撲の慣習・文化が多数取り入れられた日本のプロレス界においても、同様の意味で用いられるようになった。
セメント
ガチンコと同義。語の由来はセメントが「ガチガチ」に硬いことからなどとされているが定かではない。
シューティング・サイン
シュート
アメリカで誕生したプロレスの隠語であり、由来は「銃で撃つ」ことである。シュートを表すジェスチャーである人差し指と親指を立てたハンドサインは「シュート・サイン」、または「シューティング・サイン」と呼ばれ、即ち拳銃を模したものである。日本のプロレス界でも1980年代後半から1990年代にかけてこの用語が使われ始め、ガチンコとの類語・同意語として広く普及した。なお、シュートを行うレスラーを「シューター」と呼ぶ。かつてダニー・ホッジが「キレると何をするかわからない」という悪癖から稀代のシューターとしてレスラーの間で恐れられていた。用語の使い分けとしては、試合内容についてはガチンコ、リング外での本気の仕掛けをシュートと呼ぶ場面がしばしば見られるが、明確には使い分けられていない。アメリカではリング内外どちらもシュートと表現する。語句としては「シュートマッチ(セメントマッチ)」「シュート(セメント)を仕掛ける」などが一般的用法である。
ピストル
女子プロレスではピストルと呼ぶのが一般的である。これは全日本女子プロレス創始者である松永高司が提唱したものである。
[編集] 概要
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