http://www.asyura2.com/11/lunchbreak48/msg/506.html
Tweet |
http://panse.livedoor.biz/archives/50384248.html#
2006年01月13日
子孫に美田を残さず
老子 BC500頃
roushi
「老子」(13)
<子孫に美田を残さず>>
後漢時代、疎広という人物がいた。
皇太子の学問指導を行い、皇太子の学問が
進歩したのを見届けて辞任届けを出した。
「吾聞く、足るを知れば辱められず、止まる
知れば殆からず、功遂げ身退くは天の道なり、と。
今、官に仕えて二千石に至り、宦成り名立つ。
かくの如くして去らざれば、おそらくは後悔
あらん」
郷里に帰り、朝廷から賜った金品を惜しげもなく
散じた。
「子孫に余分な財産など残してやるのは、怠惰を
教えるようなもの。賢にして財多ければその志を
損ない、愚にして財多ければ、その過ちを益(増)す。
それでなくても、富める者は人の怨みを買いやすい。
わしは子孫が過ちをかさねたり怨みを買ったりする
ことを願わないのだ。」
付記:「大西郷全集」七言絶句「偶成」より(西郷隆盛)
我が家の遺法、人知るや否や、児孫のために美田を買はず。
吾家遺法人知否 不爲兒孫買美田
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 昼休み48掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。