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<小惑星>「GANBAROU」と命名 発見のアマ天文家
毎日新聞 7月3日(日)10時18分配信
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80歳になった今も彗星や新小惑星を探しているアマチュア天文家の関勉さん=千脇康平撮影
高知市のアマチュア天文家、関勉さん(80)が、22年前に発見した小惑星を「GANBAROU(がんばろう)」と命名し2日、国際天文学連合小惑星センター(米スミソニアン天文台)から認定された。
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関さんは1965年、同じアマチュア天文家の池谷薫さん(67)=静岡県=と自作天体望遠鏡で「池谷・関彗星(すいせい)」を発見し、天文ブームを巻き起こした。六つの新彗星と約1500の新小惑星を発見。2010年、日本最古の天文同好会「東亜天文学会」の会長にアマチュアとして初めて就任した。
小惑星「GANBAROU」は89年、大震災と同じ3月11日に発見され、確認順の「2万9157番」と表記されていた。直径約4キロ、明るさは17等級で地球から約2億2500万キロの位置にある。今年は7月下旬〜10月、南方向のやぎ座の中で西に移動する姿を観測できる。地球に最も近づくのは8月17日午後9時50分ごろ。ただ、肉眼では見えず、口径20センチ以上の天体望遠鏡が必要という。
関さんは46年、四国を中心に1300人以上の死者を出した昭和南海地震で被災した。自宅は傾き、半年間、野外で暮らした。「食べ物もなく、生きるために必死だった」というが、どんなにつらい時でも、美しい満天の星を見ると、自然に元気が出た。
関さんは「星は永久に力強く輝く。命名した星が被災者らの希望の星になってほしい」と力を込めた。【黄在龍】
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最終更新:7月3日(日)12時35分
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