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アイス各社、増産や新商品投入 「暑い夏」消費量増加見越し対応
フジサンケイ ビジネスアイ 7月2日(土)8時15分配信
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日本アイスクリーム協会はアイスを無料で配り、「アイスビズ」をアピールした=1日、東京都千代田区(写真:フジサンケイビジネスアイ)
夏場の電力不足を受け、アイスクリームを扱う食品各社が販売強化に向けた取り組みを活発化させている。オフィスや家庭の空調温度が例年よりも高めとなることで、アイスの消費量が増えるとの目算からだ。各社とも生産設備の増強や新商品の投入などに力を入れ、商機をとらえようと躍起になっている。
[フォト]パンに塗って食べるアイスクリームをローソン限定で発売 江崎グリコ
アイスクリームはいかがですか−。JR東京駅(東京都千代田区)近くのイベントスペースで1日、日本アイスクリーム協会が「ice cool down office!」と題し、クールビズを推進する環境省と連携したイベントを実施。道行くサラリーマンやOLにアイス1万個を無料で配った。
オフィスでアイスを食べてもらおうとの試みだが、同協会の渡部恭久専務理事は「今年は食べていただける機会が増えるはず」と手応えを口にする。
節電で例年以上の「暑い夏」を見込み、各社は増産に乗り出している。食品大手の明治は、5月に大阪府内で新工場を稼働させ、アイス事業全体で生産量を約3割アップ。森永乳業も、春から前倒し生産を実施し、7月以降の需要増に備えてきた。
森永は子会社の冨士乳業に17億円を投資して生産ラインを増設。棒付きアイス「パルム」の生産を1.5倍にする。6月には一口タイプの「ピノ」の新商品を投入し、オフィスなどでの“ちょこっと食べ”需要の掘り起こしも図っている。
「顧客に食べる回数を増やしてほしい」と、低カロリータイプのアイスに力を入れるのは江崎グリコ。一般的なアイスの約半分となる80キロカロリーにカロリーを抑えた「カロリーコントロール」シリーズを4月にリニューアルしたほか、外で食べやすい「アイスの実」の販促キャンペーンを実施する。
業界の統計によると、アイス類の販売額は近年上昇しており、猛暑だった10年度は前年比6%増の4063億円だった。味わいを工夫する取り組みが奏功したほか、コンビニエンスストアでの販売も好調。今夏も気温が上昇した6月下旬から、「売り上げが昨年の1.3倍」(大手メーカー)と、好調に推移している。(佐久間修志)
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最終更新:7月2日(土)18時50分
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