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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110630/t10013873951000.html
米テロ対策 本土防衛に集中
6月30日 13時0分
アメリカのオバマ政権は、テロ対策の新たな戦略を発表し、これまで地球規模で進めてきたテロとの戦いについて、今後は、よりアメリカ本土の防衛に集中していく方針を鮮明にしました。
オバマ政権の対テロ戦略を統括するブレナン大統領補佐官は29日、ワシントン市内で講演し、政権が新たにまとめたテロ対策の戦略報告書を明らかにしました。この中で、ブレナン補佐官は、ことし5月の国際テロ組織「アルカイダ」の指導者、オサマ・ビンラディン容疑者の殺害について、対テロ作戦の最大の功績だと評価しました。そのうえで「今回まとめた戦略は、アメリカ本土の防衛をテロ対策の最優先の課題と位置づけた初めてのものだ」と述べ、今後は、よりアメリカ本土の防衛に集中していく方針を鮮明にしました。また、ブレナン補佐官は「アルカイダの壊滅に集中する」と述べ、アメリカ本土を攻撃する能力を持つテロ組織はアルカイダだけだと指摘し、アルカイダのメンバーの追跡や、活動を制限させるため資金の流れを止めること、さらにアメリカ国内で生まれるいわゆる「内なるテロ」を警戒する必要性を強調しました。今回の戦略は、前のブッシュ政権が、アフガニスタンやイラクなど地球規模でテロとの戦いを進めてきた方針について、財政難で国防費の大幅な削減が求められるなか、テロ対策を本土防衛により集中することで国民の理解を得るねらいもあるものとみられます。
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