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資本主義の崩壊
2010/08/13(金)
資本主義の限界は近い。世界人口は68億人に、6人に1人が飢餓状態にある。
資本主義社会は富の取り合いである。激しく競争が繰りひろげられ勝者は富を得ることができるが、敗者は落ちこぼれる。よく勤労は美徳であるということを日本人は言われているが、実は働くという行為は、自分以外のひとから富を奪う行為にほかならない。人が働けば働くほど貧しい人も増える。平等はありえない。極端な話、国単位で日本人が働けば、世界で飢餓で死ぬ人も増えるのだ。
結果として、たった1パーセントの人が残りの99パーセントの人々から根こそぎ富を吸われる社会が資本主義の本質である。
落ちこぼれた人の救済措置として、セーフティーネットというものがあるが、機能としては不足している部分も多く満足に機能しているとはいい難い。一概には言えないが、年間3万人強の自殺者が出ているのがわが国の現状である。
日本においても2極化が進み、貧しい層と富める層の二つの溝が大きく開きつつある中、絶対的価値をお金に求め競争させられる社会は、社会全体に歪をもたらし、いびつな社会を形成しているようにも見える。
そもそもお金は物々交換の手段であり、お金そのものには何の価値もない。しかし現代人はお金そのものに価値があると錯覚してしまっている。価値あるものとは何か?
それは人間にとっては生きる手段である水や食料や衣服そして住居ではなかろうか。
お金をいくら持っていたって、お金は食料でもなければ、水でもない。それだけで生きていくことはできない。現在は豊富な食料に水、住居もあるためお金はいつの間にやら、我々はお金の価値を履き違えてしまっているのだ。
資本主義の崩壊した時、人々はお金の恐ろしさを肌で感じるであろう。
金融崩壊後の世界 資本主義というマトリックスからの脱却
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