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ユーロから離脱する国がいずれ出てくる=ソロス ギリシャ緊縮計画の審議開始、仏銀は債務借り換えで大筋合意
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投稿者 sci 日時 2011 年 6 月 28 日 13:28:35: 6WQSToHgoAVCQ
多くの投資家はギリシャのロールオーバーは単なる引き延ばしに過ぎないと見ている
将来的な破綻は避けられないだろうが
経済状況が醜いのはどこも似たようなものだから、不美人競争は続く
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21901820110627
ユーロから離脱する国がいずれ出てくる=著名投資家ソロス氏
2011年 06月 27日 14:22 JST
6月26日、米著名投資家ジョージ・ソロス氏は、ユーロから離脱する国がいずれ出てくる、との見方を示した。昨年12月撮影(2011年 ロイター/Jorge Silva)
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[ウィーン 26日 ロイター] 米著名投資家ジョージ・ソロス氏は26日、ユーロから離脱する国がいずれ出てくる、との見方を示したうえで、欧州連合(EU)を経済崩壊から救うには「プランB」が必要、と述べた。ユーロから離脱する可能性のある国は特定しなかった。
パネルディスカッションで述べた。同氏は、ユーロには政治的な統合や統一の国庫という裏付けがなく、もともと根本的な欠陥がある、との認識をあらためて示したうえで「ユーロからの離脱に関する取り決めもないが、現在の状況では(ユーロ離脱は)おそらく不可避」と述べた。
ソロス氏は、EUの存続は「全員にとって重大な利益」としつつ、分裂のプロセスをとめるには、EUは構造改革が必要との見方を示した。
同氏は「現時点ではプランBはない。プランBがないために、当局は現状維持に奔走し、既存の枠組みの保持にこだわっている」と述べた。
同氏は、一部周辺国の債務危機でEUの結束が試されるなか、問題是正のための措置を今、導入しなければならないと強調。「われわれは経済崩壊の瀬戸際にある。発端はギリシャだが、容易に波及する可能性がある。金融システムは依然として極めてぜい弱だ」との見方を示した。
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ギリシャ緊縮計画の審議開始、仏銀は債務借り換えで大筋合意
2011年 06月 28日 08:48 JST
6月27日、フランス政府が、国内金融機関が償還を迎えるギリシャ国債の一部を新たな30年国債にロールオーバーするという抜本的な解決策を提示した
[アテネ/パリ 27日 ロイター] ギリシャ政府が破綻回避に向けて全政党に対して緊縮財政5カ年計画への支持を求める中、フランス政府は27日、国内金融機関が償還を迎えるギリシャ国債の一部を新たな30年国債にロールオーバー(借り換え)するという抜本的な解決策を提示した。
ギリシャの銀行から逃げ出す預金者の数が日を追って増え、金融市場が状況を不安視する中、サルコジ仏大統領はパリで開いた記者会見で、フランスの銀行が償還を迎える国債の自発的な借り換えで当局と基本合意に達したことを明らかにした。
大統領は「貸し出しを30年間に引き延ばして(金利を)欧州の貸し出し水準に設定し、それにギリシャの将来的な経済成長率に基づくプレミアムを上乗せするという結論を下した。各国が魅力的と判断できるシステムだろう」と語った。
イタリアの経済・財務省当局者によると、この案はローマで27日に開かれた銀行関係者、欧州連合(EU)当局者、国際金融協会(IIF)の会合で提示されたが、決定は下されなかった。
ギリシャがデフォルト(債務不履行)を回避する能力への信頼感が薄れていく兆候は、米格付け会社ムーディーズが同日、ギリシャの民間部門の顧客預金が年初以降に約8%減少したとの試算を明らかにしたことにもうかがえる。
フランスの複数の政府筋によると、大筋合意に基づき、銀行は2011─14年に償還されるギリシャ国債のうち70%の償還資金を再投資し、残り30%を清算する。再投資の50%は新たな30年債に、20%はトリプルA格付けのゼロクーポン債に充当する。
同筋らによると、新たな債券は特別目的媒体(SPV)が保有して参加銀行のバランスシート上から対ギリシャ債権を除外する代わりに、銀行はSPVの持ち分を保有する。
民間銀行筋は新たな債券について、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)もしくは欧州投資銀行(EIB)が保証する可能性があると語った。
また、フランス政府筋は仏金融機関が提案した解決策について「公的保証が付いていない民間のブレイディ債の一種」と表現した。
ドイツの金融機関は「フランス・モデル」への関心を表明したが、ドイツ銀行のヨゼフ・アッカーマン最高経営責任者(CEO)は、検討されている複数の解決策の1つにすぎず、満足できる提案がみつかるかどうかは不透明だと語った。
同CEOはロイター・テレビとのインタビューで「政治的指導者らは週内の解決を予想しているが、われわれはあせるべきでない。良い解決策をみつけることが重要だ問題は込み入っており、討議が必要だ」と話した。
いずれにしても、ギリシャが公的融資や民間部門の関与を含む新たな金融支援を受けられるかどうかは、議会が今週、緊縮財政5カ年計画と構造改革ならびに民営化を実施する法案を承認するかどうかにかかっている。
ギリシャのパパンドレウ首相は27日、全政党に緊縮財政5カ年計画を支持するよう求めた。首相は議会審議の冒頭で議員に対し「(緊縮財政計画への)投票は国を再建する唯一のチャンスだ」と呼びかけ、賛成票を投じることで同国をめぐる不透明性が払しょくされると語った。
またベニゼロス財務相はアテネで与党・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)内の造反者らと会い、29日と30日の採決で足並みをそろえるよう説得工作を行った。
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