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【写真】北京市を襲った豪雨=進まない「都市型水害」対策―中国北京市
2011年06月23日
2011年6月23日午後、北京市は雷雨に見舞われた。新華網が伝えた。
午後4時、北京市の空は厚い雲に覆われ、まるで夜のような暗さに。北京市気象台は4時10分に暴雨青色刑法を発令した。一部地域では午後6次までに176ミリという大豪雨となった。排水が間に合わず、一部道路は冠水。自動車が水没した場所まであった。
*画像は新華網の報道。
*画像は新華網の報道。複数の駅で列車が止まる事態に。
近年、中国で注目を集めているのが「都市型水害」という言葉。昨年も広州市で豪雨が続き、一部地域が冠水するなど大きな被害が出ている。昨年10月、南都週刊は中国水利部洪水干ばつ災害対策研究センターの程暁陶副主任のインタビューを掲載。「都市型水害」の問題を取り上げた。
程副主任によると、巨大都市でたびたび豪雨が観測されるのには理由があるという。ヒートアイランド現象により、温められた空気に乗ってほこりが舞い上がり、上空で雨になって落ちてくる。ゆえに周辺地域以上の大雨になるのだという。
一方で排水設備の未整備も大きな問題だ。地下神殿のような日本の「首都圏外郭放水路」など、先進国の都市には大雨に対応する排水インフラが整備されている。一方、中国は地表の高層ビルこそ先進国以上だが、その足元の備えは先進国とはまだまだかけ離れている。
P1000665 / Mayuki
ゆえに排水能力を超えた大雨が降ると、低所に集まった雨水がたまり、大きな被害をもたらすことが少なくない。2007年7月18日に山東省済南市を襲った豪雨では地下街が水没。34人が死亡する惨事となった。
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