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酒田港:定期コンテナの中国直行便が復活へ 東日本大震災後、取扱量が増加 /山形
酒田港から中国までの直行定期コンテナ便が来月6日に、3年5カ月ぶりに復活することになった。東日本大震災後、日本海側の港湾施設を利用した物流が増加しているため。吉村美栄子知事が24日発表した。これまでも中国直行便が運行されたことはあるが、取扱量が少ないなどの理由で停止されていた。
運行するのは「高麗海運」(本社・韓国ソウル市)。現状の韓国航路(週2便)を変更して、中国・韓国航路(週1便)と韓国航路(週1便)にするという。
このうち中国・韓国航路は、水曜に酒田港に入港。金沢などを経由したあと、韓国の釜山、蔚山(ウルサン)、光陽(クワンヤン)に寄港し、中国の天津新港、大連まで行く。その後、釜山を経由して、次の水曜に酒田港に戻る。船は3996トン、20フィートコンテナを342個積載できる。
県経済交流課などによると昨年度、酒田港を利用したコンテナ貨物の56・8%が中国との輸出入だった。
震災後から5月末までの酒田港の取扱量は、中国を中心に前年比約2倍に増加。輸入では缶詰、豆類、電子部品など。輸出では古紙、プラスチック、断熱材などが増えているという。平山雅之経済交流課長は「天津は、果実や野菜など農作物の一大供給基地。大連からは豆類が多く出荷され、黒竜江省を含む東北3省の玄関口でもある。東北3省との取引が活発になると思う」と話した。
吉村知事は、県内企業から中国への直行便の要望があり、中国を含む東アジアとの貿易が増加している背景から、「知事就任時から中国への直行便を国に要望していた」と話した。
また、阿部寿一酒田市長は「中国向けに輸出入している荷主の利便向上になり、酒田港の利用拡大の追い風になる」と熱い期待をこめた。【和田明美、佐藤伸】
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毎日新聞 2011年6月25日 地方版
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