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米軍、アフガンから3万3千人帰還へ
オバマ大統領発表、12年夏まで
2011/6/23 10:53
【ワシントン=大石格】オバマ米大統領は22日、アフガニスタンに駐留する米軍部隊について、2009年12月に決めた新戦略に沿って増派した3万3千人を来年夏までに帰還させると発表した。うち1万人は7月から撤収を始め、年末までに引き揚げるとの段取りを示した。
オバマ氏はホワイトハウスで「アフガニスタンでの今後の道筋」と題してテレビ演説。7月の撤収開始は新戦略決定時の公約で、撤収規模を巡り政権内で調整を続けていた。戦況悪化を懸念する軍に配慮し、7月時点では数千人程度の小幅撤収にとどまる見込みだ。
演説では今回の撤収開始を10年におよぶアフガンでの戦争の「終わりの始まり」と位置付けた。ウサマ・ビンラディン容疑者ら国際テロ組織アルカイダ/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE7E6E0E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXの主な指導者を倒したとテロ掃討戦の成果を強調。新戦略の柱であるアフガン政府軍養成が順調に進んでいると指摘し、「米軍は戦闘任務から支援役に重点を移していく」と力説した。
一方で「アルカイダを倒すまで心が和らぐことはない。テロリストの聖地は認めない」と述べ、なお続く戦いへの支持を呼びかけた。ビンラディン容疑者が潜伏していたパキスタンにテロ対策でより大きな役割を果たすよう促す考えも表明した。
アフガンには北大西洋条約機構(NATO)軍4万人も駐留中。オバマ氏は14年末までの完全撤収に向けた今後の段取りなどは来年5月のNATO首脳会議で協議すると説明した。
演説に先立ちオバマ氏はアフガンのカルザイ大統領、パキスタンのザルダリ大統領、フランスのサルコジ大統領、ドイツのメルケル首相らに電話し、今回の撤収計画を説明した。
オバマ政権はテロ組織が撤収開始につけ込んで新たなテロを起こす可能性があるとみており、米国内の警戒態勢も強化している。
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