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社会保障と税の一体改革本部、20日夜開催 成案決定目指す
2011/6/20 12:56 政府・与党は20日、社会保障と税の一体改革を巡る社会保障改革検討本部(本部長・菅直人首相)の会合を同日夜に開くと決めた。同日中に「2015年度までに消費税10%」を盛り込んだ一体改革の成案決定を目指す。ただ、与党内には消費税増税への異論が根強く、与党内の調整次第では決着がずれ込む可能性もある。
菅直人首相と与謝野馨経済財政相は20日午前、首相官邸で一体改革を巡って協議。同日午後に民主党と国民新党の了承が得られれば、同日夜の検討本部会合で成案を決定する方針を確認した。枝野幸男官房長官は同日午前の記者会見で「党の方は仙谷由人代表代行が調整している」と述べ、仙谷氏が党内調整するとの見解を示した。
民主党幹部は同日午前、記者団に「20日の決定は延びないだろう。スピードをもって進めることが大事だ」と強調した。ただ別の党幹部は「与党内に反対論があり簡単ではない。20日中に決定するのは難しい」と指摘しており、同日中の決着には不透明な部分がある。
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