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http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011061702000028.html
アルカイダ 「ザワヒリ後継」決定
2011年6月17日 朝刊
【カイロ=今村実】国際テロ組織アルカイダは十六日、殺害された指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の後継者について、副官でナンバー2のアイマン・ザワヒリ容疑者(59)に決定した。イスラム過激派系ウェブサイトに声明を掲載し、明らかにした。米国やイスラエルへの聖戦(ジハード)を訴えている。
声明は「協議の結果、ザワヒリ氏がリーダーになった。イスラム教徒の土地から侵略者を追い出すため、あらゆる手段で戦おう」と強調し、中東各国の民衆による反政府運動への支持を表明した。
ザワヒリ容疑者はエジプト人医師で、理論家として知られる。エジプトのイスラム過激派組織「ジハード団」の元指導者で、一九八〇年代には旧ソ連軍と戦うアフガニスタンのゲリラを支援し、ビンラディン容疑者と知り合ったという。
アルカイダの象徴的な存在だったビンラディン容疑者を支え続けた。カリスマ性では劣るものの、資金管理など財政面を担当、組織を実質的に取り仕切っていたとみられる。
アフガンとパキスタン国境の部族地域周辺に潜伏しているとの指摘もあるが、所在は不明だ。ロイター通信によると、ネットによるビデオメッセージで八日、「(ビンラディン容疑者の)道を継ぎ、イスラム教徒の土地を浄化する必要がある」と主張していた。
テロ問題の専門家はトップ就任後、米国などを標的にした大規模なテロ作戦を起こすことを懸念している。
後継者をめぐっては一時、エジプト人幹部サイフ・アデル氏が暫定指導者として浮上したが、当初からザワヒリ容疑者が「本命」といわれていた。
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